練習を続けているとスィングが身につく。
スィングは不思議なものでドライバーからパットまで同じフィーリングを感じさせてくれる。もちろん、クラブの特性が違うので同じスィングのはずがない。フェイス角度もインパクトの大きさもシャフトの長さもスィングスピードも違ってくるからだ。
練習で培った真理ってのが体に染みけばどのクラブも同じように振ってゆけるはずだ。これは幻想に過ぎぬかも知れぬが。
さて、そんなこんなで前半42。ハーフのスコア自己タイであるが、この前半の見所は、バーディチャンスが2つあったこと。こんな展開は初めてで自分でも驚いた。しかし、既に奇跡のようなパットでバーディをもらっている僕としてはこれ以上を望んではバチがあたりそう。結局これをものにはできなかった。そう思わなければ欲が出てゴルフを崩しそうだったんだ。
さて、今回の敗因は三つある。
一つは神様から見放された事。もう一つは練習不足。スィングを自分のものとして体得していないこと。最後の一つは昼休憩だ。
前から昼ご飯を食べるのはよくない、とかビールがイカン、という経験測はあった。ご飯を食べる体内の質量が増えて重心位置が変わるからスィングに影響するのは自明の事だ。ビールも酔うので、いかんと思っていた。
しかし、そーではない。断じて、そういう物理的な話ではない。一番の問題はメンタルなのだ。一つは、それまでの調子良さがリセットされる事。意識の中の集中力の部分が途切れる事。体が休憩状態に入るため再び動き始めるのにタイムロスが発生する事だ。
そしてもう一つが無意識下にある野心がふつふつと顔を出し始める事。欲を持つというか、野心を持つというのはこれを人は抑え切れない。しかも、それは体の動きを崩す。これはどーしようもない。練習して身に付けた体感したスィングの完成度だけがこれからの失敗を防ぐ術なのだが。。。
ひとまず大切なのは昼休憩からの復活の方法だ。プロでも雨の中断後とかに崩れる事があるという。アマと比べちゃならぬのは百も千も万も億も兆承知だがそこは鬼門という事で。囲碁のプロでも昼休憩や封じ手の時などに長い中断がある。そういうときには、囲碁の事など考えない、という。
中断からの復帰は難しい、メンタル、フィジカル両面からのそれを作らねばいかん。取り敢えず体の復帰は体を動かすしかない。それには、練習しておくか、最初のホールをそれに当てることとしたい。また、汗でぬれた服を着替えることでリフレッシュするのもいいかも知れない。
もう一つの野心はどうすればよいだろうか?これは、早い話が集中力、または無心な状態、を取り戻せばいいのだが、難しい、これは難しい。だが。。。仕事には集中力を望んでいないのに、ゴルフには集中力が必要なのだろうか?そんな結論になるんだろうか?いやいや、なんともかんとも違う気もする。
兎も角、後半はパーは0個の48。
目標の80台は夢と終わった。
最後のホールでボールが左横のラフへ。そこからのアプローチはショート。次のパットもショート。これだけのミスすれば、取れなくて当たり前だ、とその日の夜遅くに納得した。
例えばパー4であれば、失敗を取り返すチャンスは3回もある。その3回ともを失敗すれば、パーは取れないが。パーが取れないというのは、1回のミスでそうなるわけではない。全部で4回もミスをしたんだと、そう思いたい。囲碁では勝負での一目差ってのはすごく大きなな差で三分の一目の価値とかって言っている人からすれば、一目差ってのは3つ分の価値になるわけで、ゴルフでは最低単位が1打なので本当は3打くらいの差ってのが圧倒的な差なんだろう、と思ったりする。
80台ってのは87からって気がしていて、89,88なんてのは青二才って笑われるかもしれない。
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