2013年9月12日木曜日

練習場より 2013.09.12号 - 縦型と横型の構え

トップよりもスタンスの方だ。

これが今の心境だ。

スタンスでクラブの位置と腕の位置が決まる。腕の位置は、腰の高さ、腰の左右の位置、腰と腕の距離でクリッピングされる三次元情報である。これがボールがヒットした時に、同じ位置関係になるようにする事がスイングであると思われる。

クラブの長さを底辺とした時に腕の位置、ボールの位置から三角形が生まれる。これと腰の位置の関係に着目する。スタンスの時とインパクト時に腰が同じ位置にあるとは限らない。それでも腰と腕の関係はスタンスの時とインパクト時で同じにする事が重要と思われる。

横向きスポーツの特徴は、縦向き(正面向き)と比べて安定性が悪い。スキーとスノーボード、車と単車など、傾きに対するアプローチが全く異なる。

一方でラケットを持ったりボールを投げるスポーツでは縦型は少なく、移動距離を最大にするために、横向きの形を作る事が多い。それでも横向きはどこかで縦向きに変わる必要がある。横向きで移動距離を最大にして加速を与え、正面を向く事で方向性を与える。ゴルフではスタンスからトップ、インパクトまでは横向きではあっても、そのあとのフォローは正面向きになる。これは多くのスポーツの特徴と一致する。

この縦向き (正面向き) にするのは、長い距離を移動した力を最後に吸収するのが目的であり、それには横に流すよりも、正面向きにしてゴルフなら上に投げるようにする。

これは下から上の動きを作り出すには横向きよりも正面向きの方がスムーズである事を意味する。フォロースルーで減速させるためには、その前から減速する準備が必要である。減速方向の力はスイングに影響するから、フォロースルーの体勢にきれいに動く事はスイングを減速させない点でも重要である。

もしかしたらインパクトはフォロースルーに入ってから発生するのかも知れない。

フォロースルーは縦向きで行う。インパクトの時に体の体勢について考えるというのは前にも書いたが、腰の位置の関係を同じにして通す事でスイングはスムーズに、減速することなく、スイングからフォロースルーへと体勢を繋げることもできると思われる。
という点を明日のコースで試したいと考えている。

あとグリップを変えようかと思う。

インターロッキングは止めようと思う。どうも左手の人差し指が擦れて痛い。これはグリップが悪いのとスイングが悪いせいとは思うのだが、まずはグリップを変える事で矯正してみたい。

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