2012年1月12日木曜日

練習場より 2012.01.12 - ゆっくり

トップを作る時にどこを意識すればよいか色々と探してきた。例えばクラブのヘッダを意識する。左手や右手を意識する。トップの位置を意識する。腕を一つとして意識する。

それで今回意識したのは左胸。左胸だけを意識してトップにあげる。

腕は肩を軸受としているので可動範囲が広い。回転できるし上下左右の自由度も高い。この腕を意識しても常に同じように上げれるとは限らない。その違いは感覚の違いとなって感じられるだろう。ちょっとした姿勢や筋肉の疲労によって軸は色々な動きをするのではないか。

左胸を意識すれば自由度がないぶん違和感が抑えられるのではないか?違和感がなければ仮に同じでないとしても近似の動きであるだろう。意識としては毎回似た運動を復元できるだろう。プロともなれば意識が同じなのに結果が異なるのはスランプの原因になるだろうがアマチュアには関係ない。違和感は感じるよりも感じない方がよい。

こうすると良い事がある。腕への意識が減った分、スイングに入った時に腕の振りが鋭くなるのだ。ゴルフのスイングは横回転はない。腕は上から下への上下回転であり、これに横の動きが加わると大概はスライスになる。

スライスにしろトップにしろ、そういうのが起きるのは、多くスイングが早すぎる。ヘッドスピードが早いのではなく、体の動きが早すぎる。ヘッドが体に追い付けず遅れる。体の方がヘッドよりも早く回転する。するとヘッドはこするような軌道で抜けるしかなくなる。

今日分かったことであるが、スイングには越えてはならぬ速度がある。それは体が安定を保てる上限値と言える。急ぎ過ぎはいけない。少し遅いくらいの方が十分にボールを遠くに飛ばしてくれる。

急ぎ過ぎは重心がふらつき横回転が起きる。軌道は乱れ右肩も下がる(腰が回転する為)。左肩は開かずクラブフェースは斜めにボールにヒットする。

急いては事をし損じると申します、そんなに生き急いでどうするとも申します。

ゆっくりとしていけよ、というスイングが宜しい。

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