腕の力はできるだけ抜いてスイングする。
力をどこで発揮させるか。腹筋。特に左側を意識する。
すると体の軸は左右にほとんと動かず腕だけが稼働する感じのスイングになる。
だが、バランスが悪いらしく、右足が大きく後ろに引かれるようになった。
フィニッシュ時に体が倒れそうになるくらいにバランスが崩れる。これにも何らかの原因があるはずだ。
ある時、もっと、左から引っ張られる様な感じで打ってみた。悪くない。だがどうしてかそう感じるかは分からない。
しかし、その感じを続けていると、両足の荷重方向に気が付いた。
両足からどの方向に向かって力を掛けているか。
足の裏から10cm程度の杭、ペグのようなものが飛び出ている。それをスタンスのどの方向に打ち込むか。
まっすぐ下に垂直に落とす人もいれば、前から後ろにする人もいるだろう。
自分の場合は、後ろから前方向打ち込むように立てばよい事に気が付いた。
その時のバランスは左右1:1。
そうやってしっかりと両足荷重のバランスにしておく。
これがよいスイングを生むらしい。少なくとも、右足を大きく引くことはなくなった。
- 練習場より 2017.11.23号 - 足の杭
- 練習場より 2017.06.29号 - 後ろから押す力
- 練習場より 2016.09.04号 - 地面の重要性
- 練習場より 2015.07.05号 - 左足と左腰で捻られた形を生ず
- 練習場より 2015.07.02号 - 腰は固定して
- 練習場より 2015.06.25号 - 右腰のクイッ
- 練習場より 2015.06.18号 - 左足内転筋群
- GOLF 2015.05.09号 - 右足の崩壊
- 練習場より 2015.04.16号 - スイングは回転ではない
- 練習場より 2015.03.16号 - 力は波で左足が反射する
- 練習場より 2015.03.05号 - じょうご、スイングプレーン、力み
- 練習場より 2014.03.16号 - 無重力感
- 練習場より 2012.12.10 - 古武術とゴルフ
- 練習場より 2012.08.29 - 水中スイング
- 練習場より 2012.04.29 - 連鎖と同期
- 練習場より 2012.04.23 - トルクと左足とバランスと重心
- 練習場より 2012.03.05 - 利き目, 右膝
- 練習場より 2011/10/26 - 右膝の意識
- 練習場より 2011.08.29 - 高さ、頭、向心力、モーション
- 練習場より 2011.08.25 - 地球に串刺し
2017年11月23日木曜日
2017年6月29日木曜日
練習場より 2017.06.29号 - 後ろから押す力
人が歩く時は重力を利用する。歩くとは自らを倒すことと倒れないようにすることの連続である。それはちょうど、投げたボールに十分な速度があれば地球の周りを一周して後ろから帰ってくるように、月が常に地球に向かって落ち続けているように。
ではなぜ月は地球に落ちてこないのか、月は地球の周囲を楕円軌道に回っている。この公転速度が十分にあるから、地球に落ちる前に一周して戻ってこられるのである。
さてすると、月が遠ざかっているという話に疑問がつく。重力で結びついている二つの間で離れるのはどうしてだろうか。物理学者は地球の自転速度が下がっているため、月は遠ざかっていると語る。
自転速度が下がるのは潮汐バルジのためである。月の潮汐力により地球と月を結ぶ側の海面は上昇している(大潮はこれに太陽の潮汐力も加わったもの)。海面の上昇している部分は、重力の影響を受けて形を変えるまでに時間が必要なため、月との鉛直方向より遅れた場所に形成される。0時に月が頂点にあるとき、その場所が満潮を迎えるのは3~4時間後である。これは数時間 自転した場所に満潮ができるという事である。
このずれが地球の自転方向の前にできるため、月は地球の自転を後ろに引っ張る方向で働いている。これが地球の自転が遅れる理由になる。地球の自転が遅れる方向に引っ張られているという事は、月は速度を上げる方向に引っ張られているという事になる。地球の自転の遅れと月の公転が早くなるのは同じ話である。
重力の影響から人間も無縁で居られない。歩くときも前に向かって倒れる力が働いている。月風に言えば、地球に向かって落ちているのと同じ力である。ただ落ちる前に人間は足を前に出す。だから地面に倒れるまえに先に進むことができる。
さて、ここでふたつの考えが生まれる。即ち 前に倒れる方法には二つある。一つは簡単に考えて、体を前に倒すようにすることで前に進む力を得る。前に進む力と下に倒れる力が体の前方に発生している。前に倒れる力で体を前に移動する。
もうひとつの方法は、背骨を後ろに下げて、後ろから押すような力を骨盤に発生させる。これは上半身の重さを骨盤に与えると、角度によって前に押すような力が発生する。後ろから骨盤を押すような感じだ。
ゴルフスイングでもこの違いが影響しないはずがない。つまり 上半身を後ろにのけぞる様にする。前かがみのスイングでは力を発揮できない。
トップの形を作ったとき、両足がいくら水平に構えていても、骨盤は右を向く。上半身はもっと右を向いている。体の線は全体的に右を向いている。
このバランスの時に重心はどうあるべきか。スイングは一般的に右に重心があるほうがよい。しかし、右を向いている時に、右足に重心が乗り過ぎているとスライスになるようだ。これは、右足から左足に体重が移動する動きがそのままスライスを生む軌跡となるからだろう。
とすると、体重は右足に残したままでも良いのではないか。トップで斜め右を向く方が力はよく発揮される。少なくともその方が打ちやすく感じる。だた打ちやすく打っているとスライスが多発する。その理由が右足から左足に体重が移動するからではなか。なにやら解決の糸口が見つかった気分だ。
ではなぜ月は地球に落ちてこないのか、月は地球の周囲を楕円軌道に回っている。この公転速度が十分にあるから、地球に落ちる前に一周して戻ってこられるのである。
さてすると、月が遠ざかっているという話に疑問がつく。重力で結びついている二つの間で離れるのはどうしてだろうか。物理学者は地球の自転速度が下がっているため、月は遠ざかっていると語る。
自転速度が下がるのは潮汐バルジのためである。月の潮汐力により地球と月を結ぶ側の海面は上昇している(大潮はこれに太陽の潮汐力も加わったもの)。海面の上昇している部分は、重力の影響を受けて形を変えるまでに時間が必要なため、月との鉛直方向より遅れた場所に形成される。0時に月が頂点にあるとき、その場所が満潮を迎えるのは3~4時間後である。これは数時間 自転した場所に満潮ができるという事である。
このずれが地球の自転方向の前にできるため、月は地球の自転を後ろに引っ張る方向で働いている。これが地球の自転が遅れる理由になる。地球の自転が遅れる方向に引っ張られているという事は、月は速度を上げる方向に引っ張られているという事になる。地球の自転の遅れと月の公転が早くなるのは同じ話である。
重力の影響から人間も無縁で居られない。歩くときも前に向かって倒れる力が働いている。月風に言えば、地球に向かって落ちているのと同じ力である。ただ落ちる前に人間は足を前に出す。だから地面に倒れるまえに先に進むことができる。
さて、ここでふたつの考えが生まれる。即ち 前に倒れる方法には二つある。一つは簡単に考えて、体を前に倒すようにすることで前に進む力を得る。前に進む力と下に倒れる力が体の前方に発生している。前に倒れる力で体を前に移動する。
もうひとつの方法は、背骨を後ろに下げて、後ろから押すような力を骨盤に発生させる。これは上半身の重さを骨盤に与えると、角度によって前に押すような力が発生する。後ろから骨盤を押すような感じだ。
ゴルフスイングでもこの違いが影響しないはずがない。つまり 上半身を後ろにのけぞる様にする。前かがみのスイングでは力を発揮できない。
トップの形を作ったとき、両足がいくら水平に構えていても、骨盤は右を向く。上半身はもっと右を向いている。体の線は全体的に右を向いている。
このバランスの時に重心はどうあるべきか。スイングは一般的に右に重心があるほうがよい。しかし、右を向いている時に、右足に重心が乗り過ぎているとスライスになるようだ。これは、右足から左足に体重が移動する動きがそのままスライスを生む軌跡となるからだろう。
とすると、体重は右足に残したままでも良いのではないか。トップで斜め右を向く方が力はよく発揮される。少なくともその方が打ちやすく感じる。だた打ちやすく打っているとスライスが多発する。その理由が右足から左足に体重が移動するからではなか。なにやら解決の糸口が見つかった気分だ。
2016年9月4日日曜日
練習場より 2016.09.04号 - 地面の重要性
スイングの時、ときたまいい感じで打てる事がある。それはずっと謎だった。その時に何が起きているのかが。
スイングは重力から逃れられない。位置エネルギーは高さ0の時0であり、遠くなるほど無限大に近づく。距離が0になるほど位置エネルギーから運動エネルギーに置き換わるので位置エネルギーは0に近づくのである。
当然クラブを高いところから、ボールの位置まで下げることは、位置エネルギーを運動エネルギーに変える運動である。
これは重力による運動であって、クラブの質量を重力が引き付けるから発生する運動である。この運動エネルギーはその先でボールと衝突する。
これは超新星爆発と同じメカニズムでもある。超新星爆発は、周辺の粒子がものすごい勢いで落ちてくる現象である。落ちてきた粒子は、恒星の中心にある核と衝突する。
恒星の中心は強い重力によって凝縮しようとする。それが高圧高温状態を生み出し、核融合を可能とする。水素(1)からヘリウム(2)と始まり鉄(26)までこの現象が続く。しかしコアが鉄になるとこれ以上核融合が進まない。それどころか、光崩壊によってヘリウムと中性子に変わる。すると鉄が占めていた場所がヘリウムに変わるので、中心の密度は希薄になる。
そこに一気に周囲の粒子が流れ込む。流れ込んだものが中心に新しい核を作り出し、その後から流れ込んできた粒子とぶつかる。衝突した粒子はコアで跳ね返される。衝突する以上の反発が起きれば全体は外側に向かって広がる。一気に広がれば周囲のものを全て吹き飛ばすことになる。これが超新星(爆発)である。
超新星と比べるまでもないが、ゴルフスイングだって話は同じだ。下から上に向かい、また上に上がる以上、どこかで位置エネルギーは地面と衝突しているはずである。衝突すれば斥力が起きるのは当然であろう。
これを簡単に言い換えるならば、スイングすれば、地面に向かって押すような運動をしているはずであって、それは当然ながら地面から押し返されているという事である(この場合の衝突は重力によって起きるが、斥力は電磁気力で発生する)。
ゴルフコースは芝生なので、斥力は芝生のクッションも考慮しなければならない。ここが難しさのひとつなのである。スポーツのほどんどが床を固く安定させる方向で発展している。芝生や砂浜でやることは難しさの要因である。
この反発する力にうまくのる事が、いい感じの正体であると思う。それを感じるためには、スタンス。姿勢が重要だろう。まっすく落ちた力を押し返してくる。それを体できちんと受け止めるためには、スタンスの状態で準備しておかなくてはならない。足の位置と重心は跳ね返される力に対して構えていなければならない。
そうすると、自然と前傾姿勢や、前かがみであるより、垂直に立つ方がいい。こうして反力を受け止めるスタンスを作れば、あとは、クラブがボールにヒットする時に、つまりクラブが一番下にある時に斥力を感じ、その力をきちんと受けとめて、クラブが上がることに利用すればいい。
スイングは決して体の中でだけ完成する運動ではない。スイングが成立するためには地球という巨大な質量と重力が必要である。もちろん、生物が生存するには太陽も重要である。この人間原理によってゴルフクラブが生まれ、重力によってクラブはボールと当たり、そして、地面からの斥力によってクラブはフィニッシュに位置に上がるのである。
太陽と重力と地面。これらの力を使うという事が、スイングには欠かせない。
スイングは重力から逃れられない。位置エネルギーは高さ0の時0であり、遠くなるほど無限大に近づく。距離が0になるほど位置エネルギーから運動エネルギーに置き換わるので位置エネルギーは0に近づくのである。
当然クラブを高いところから、ボールの位置まで下げることは、位置エネルギーを運動エネルギーに変える運動である。
これは重力による運動であって、クラブの質量を重力が引き付けるから発生する運動である。この運動エネルギーはその先でボールと衝突する。
これは超新星爆発と同じメカニズムでもある。超新星爆発は、周辺の粒子がものすごい勢いで落ちてくる現象である。落ちてきた粒子は、恒星の中心にある核と衝突する。
恒星の中心は強い重力によって凝縮しようとする。それが高圧高温状態を生み出し、核融合を可能とする。水素(1)からヘリウム(2)と始まり鉄(26)までこの現象が続く。しかしコアが鉄になるとこれ以上核融合が進まない。それどころか、光崩壊によってヘリウムと中性子に変わる。すると鉄が占めていた場所がヘリウムに変わるので、中心の密度は希薄になる。
そこに一気に周囲の粒子が流れ込む。流れ込んだものが中心に新しい核を作り出し、その後から流れ込んできた粒子とぶつかる。衝突した粒子はコアで跳ね返される。衝突する以上の反発が起きれば全体は外側に向かって広がる。一気に広がれば周囲のものを全て吹き飛ばすことになる。これが超新星(爆発)である。
超新星と比べるまでもないが、ゴルフスイングだって話は同じだ。下から上に向かい、また上に上がる以上、どこかで位置エネルギーは地面と衝突しているはずである。衝突すれば斥力が起きるのは当然であろう。
これを簡単に言い換えるならば、スイングすれば、地面に向かって押すような運動をしているはずであって、それは当然ながら地面から押し返されているという事である(この場合の衝突は重力によって起きるが、斥力は電磁気力で発生する)。
ゴルフコースは芝生なので、斥力は芝生のクッションも考慮しなければならない。ここが難しさのひとつなのである。スポーツのほどんどが床を固く安定させる方向で発展している。芝生や砂浜でやることは難しさの要因である。
この反発する力にうまくのる事が、いい感じの正体であると思う。それを感じるためには、スタンス。姿勢が重要だろう。まっすく落ちた力を押し返してくる。それを体できちんと受け止めるためには、スタンスの状態で準備しておかなくてはならない。足の位置と重心は跳ね返される力に対して構えていなければならない。
そうすると、自然と前傾姿勢や、前かがみであるより、垂直に立つ方がいい。こうして反力を受け止めるスタンスを作れば、あとは、クラブがボールにヒットする時に、つまりクラブが一番下にある時に斥力を感じ、その力をきちんと受けとめて、クラブが上がることに利用すればいい。
スイングは決して体の中でだけ完成する運動ではない。スイングが成立するためには地球という巨大な質量と重力が必要である。もちろん、生物が生存するには太陽も重要である。この人間原理によってゴルフクラブが生まれ、重力によってクラブはボールと当たり、そして、地面からの斥力によってクラブはフィニッシュに位置に上がるのである。
太陽と重力と地面。これらの力を使うという事が、スイングには欠かせない。
2015年7月5日日曜日
練習場より 2015.07.05号 - 左足と左腰で捻られた形を生ず
腰を真っ直ぐに止めれば、上半身が右に動くと、相対的に、左大内転筋が緊張したのと同じ形を作る。腰を動かさないに加えて、背骨さえ左右に傾けないで、その場所に留まるように意識する。
形を作ってスイングするのは、ひとつの有効な方法だろう。だけれども、それは分かった上でやった方が効果は高い。
形を真似ても微細な所が違えば全く違うと言ってもよいほど、精妙だろう。ほんの少しの違いが、大きな差になる。それは1度の角度の差が遥か遠く離れれば、数十光年の差を生むのに似ている。同じに見えて小さな違いが全く違った結果を生み出すことは多い。技術は細部に至る。
だけれども、形を言葉で正確に説明できないことも多い。仮に説明できたとしても相手がそう受け取るとは限らない。ここの形はこう動くと言っても伝わらず、ただ、この形を見よ、と言うしかないという境地はあるだろうと思われる。
腰を真っ直ぐにしてスイングすれば、左足が内側に左腰が外側に捻じられたような形でフィニッシュする。
しかしそれは捻じって作った形ではない。捻るのが目的ではなく捻じられた形はスイングの結果。捻じってスイングするのではなく、捻じられるスイングになる。腰と左足がくっつくという感じ。左足の内側と左腰とが当たってその境界線ですれ違いこすれ合うため捻じった形が生まれるイメージ。
左足が内側に向かう、上半身が外側に行く。形としては捻られているのだが、それは捻ったから生れたのではなく、上半身が左足に当たって繋がってひとつの形を生み出したために生まれたという感じ。
形を作ってスイングするのは、ひとつの有効な方法だろう。だけれども、それは分かった上でやった方が効果は高い。
形を真似ても微細な所が違えば全く違うと言ってもよいほど、精妙だろう。ほんの少しの違いが、大きな差になる。それは1度の角度の差が遥か遠く離れれば、数十光年の差を生むのに似ている。同じに見えて小さな違いが全く違った結果を生み出すことは多い。技術は細部に至る。
だけれども、形を言葉で正確に説明できないことも多い。仮に説明できたとしても相手がそう受け取るとは限らない。ここの形はこう動くと言っても伝わらず、ただ、この形を見よ、と言うしかないという境地はあるだろうと思われる。
腰を真っ直ぐにしてスイングすれば、左足が内側に左腰が外側に捻じられたような形でフィニッシュする。
しかしそれは捻じって作った形ではない。捻るのが目的ではなく捻じられた形はスイングの結果。捻じってスイングするのではなく、捻じられるスイングになる。腰と左足がくっつくという感じ。左足の内側と左腰とが当たってその境界線ですれ違いこすれ合うため捻じった形が生まれるイメージ。
左足が内側に向かう、上半身が外側に行く。形としては捻られているのだが、それは捻ったから生れたのではなく、上半身が左足に当たって繋がってひとつの形を生み出したために生まれたという感じ。
2015年7月2日木曜日
練習場より 2015.07.02号 - 腰は固定して
左大内転筋を緊張させると共に、右腰を入れるよう意識する、と書いてみたはいいものの、スイングという刹那(一秒未満)に終わる動作の中で、意識的にそれを行うのは困難であることは自明であった。
意識して緊張させる、無意識のうちに自然に動いていた、これらは意識に問題があり、意識の問題として昇華させたいのは、当然ながらコントロールしたいという欲求の現れである。
ある目的を達成するのに、ひとつしか方法がないという事は考え憎く、多くのものは同じ効果を得る複数の方法があるものである。
それはスイングでも同じこと。そこで、左大内転筋と右腰をもっと簡単に望ましい状態に置く方法に何かないだろうか。
左内ももと右腰の代わりに骨盤の向きだけを意識する方法を試してみた。骨盤は一つの骨ではないが、大きく開いたり閉じたりする動きはできない。左が前に出れば右も前に出るし、左が前に動けば、右は後ろに動くという左右が一体した動きをする。
スタンスで取られた骨盤の位置を、腰の左右のラインとして考える。このラインをなるべく動かさないように意識するのである。
トップでは上半身は右を向こうとするから、それに対抗する腰の動きは次のどれかしかない。
このどれかになるのは、当然ながら哺乳類には肋骨があるからであって、爬虫類型人類の場合、肋骨が腰まで続いているので、お腹を捻るような体勢は作れまい。そのため爬虫類型人類がゴルフをする場合、我々とは違ったスイングを形成しなければならぬだろう。
さて、腰の位置を固定して上半身を動かすと、まず方向性が極めて良くなる。これは恐ろしくである。また、動かさないという意識によって、スイングの時、上半身だけが左に行こうとする動きに対して、下半身が拮抗してくれる。それによって自然と左足側の緊張(動きを支えるという運動)が強いられ、左大内転筋が緊張する。
更に上半身が左に行こうとする動きに対して、腰の右側が引っ張られるので、自然と腰を入れた形状が取られる。
こうして、腰を動かさないように意識することで、最初に指摘した複雑な動きを自然と取り込む事ができるのである。
骨盤の形状は、肘掛の付いた椅子のようであり、パトレイバーのそれにもよく似ている。ここを動かさない事で、上半身が動いても、下半身の動きは制限される。この制限している力がスイングの力となって発揮されるように思われる。これはこれで理に叶っているのではなかろうか。
意識して緊張させる、無意識のうちに自然に動いていた、これらは意識に問題があり、意識の問題として昇華させたいのは、当然ながらコントロールしたいという欲求の現れである。
ある目的を達成するのに、ひとつしか方法がないという事は考え憎く、多くのものは同じ効果を得る複数の方法があるものである。
それはスイングでも同じこと。そこで、左大内転筋と右腰をもっと簡単に望ましい状態に置く方法に何かないだろうか。
左内ももと右腰の代わりに骨盤の向きだけを意識する方法を試してみた。骨盤は一つの骨ではないが、大きく開いたり閉じたりする動きはできない。左が前に出れば右も前に出るし、左が前に動けば、右は後ろに動くという左右が一体した動きをする。
スタンスで取られた骨盤の位置を、腰の左右のラインとして考える。このラインをなるべく動かさないように意識するのである。
トップでは上半身は右を向こうとするから、それに対抗する腰の動きは次のどれかしかない。
- 上半身に応じて腰も右を向く。
- 上半身に対してそのままの場所に居ようとする。
- 上半身に反して、腰は左を向こうとする。
このどれかになるのは、当然ながら哺乳類には肋骨があるからであって、爬虫類型人類の場合、肋骨が腰まで続いているので、お腹を捻るような体勢は作れまい。そのため爬虫類型人類がゴルフをする場合、我々とは違ったスイングを形成しなければならぬだろう。
さて、腰の位置を固定して上半身を動かすと、まず方向性が極めて良くなる。これは恐ろしくである。また、動かさないという意識によって、スイングの時、上半身だけが左に行こうとする動きに対して、下半身が拮抗してくれる。それによって自然と左足側の緊張(動きを支えるという運動)が強いられ、左大内転筋が緊張する。
更に上半身が左に行こうとする動きに対して、腰の右側が引っ張られるので、自然と腰を入れた形状が取られる。
こうして、腰を動かさないように意識することで、最初に指摘した複雑な動きを自然と取り込む事ができるのである。
骨盤の形状は、肘掛の付いた椅子のようであり、パトレイバーのそれにもよく似ている。ここを動かさない事で、上半身が動いても、下半身の動きは制限される。この制限している力がスイングの力となって発揮されるように思われる。これはこれで理に叶っているのではなかろうか。
2015年6月25日木曜日
練習場より 2015.06.25号 - 右腰のクイッ
もっと下半身を使ってよ!そういう状況である。上半身の次は下半身は自然の流れであろう。
これまで長く上半身にフォーカスしてきたのには荷重の問題があった。自然な荷重になっていなかったことがあらゆる範囲に影響をし、長く違和感として意識され続けて来たのである。
荷重を変えることで違和感は解消され、意識が下半身もフォーカスし始めたのである。
さて左大腿の内転筋を使うことでスイングは安定する。特に、左に突っ込んだり、大きく回転することが減ってきた。回転する軸が右側で安定するようになってきたのである。
左の次は右である。トップを作る時に右側は何を意識すべきか。
それは腰である。トップの時に右側はどういう動きをすべきか。トップを作れば、上半身は右を向くのだから、その動きは腰や右足にも影響する。
この時、腰がどのように動くか、回転するのか、後ろにずれるのか、それとも静止するのかはとても重要と思う。スイングではこの動いた分だけ元に戻らなければならないのが至上命題である。
戻るという動きは当然であるがスイングに影響を与える。例えば、矢が放たれる時、もし矢と弦を接着剤でくっつけていれば、どれほど勢いよく矢を飛ばそうとしても、矢は弦と繋がっていて飛ぶことができない。
矢を重くすれば飛ぶ力はすぐに消失してしまうし、弦が余りに重いなら引っ張る力は一定なので矢を飛ばす力は小さくなるであろう。
腰という大きな重しが動くという事はスイングの回転にとって良い事ではない。それは重い弦と同じであろう。
トップの時に右腰の腸骨は動かない方が良い様だ。そしてスイングの時に左大腿の内側の筋肉が緊張するとともに、右腰がクイッと動き、腰を入れる動作をするのが良いように今は思われる。
クイッと動くとは、正面を向いている状態から、左を向くように動くという事である。
このクイッと動くためには、トップであまり後ろを向いていたり、右側に傾くのは良くない。距離が短いほど、クイッは素早くできる。
よってなるべく動かない方が時間的にも距離的にも短くなる。そしてここを動かないようにするとどうしても腰の上と下との間が伸びないといけない。
これがいい感じな気がする。これについては次回の練習でもう少しやってみる積もり。
これまで長く上半身にフォーカスしてきたのには荷重の問題があった。自然な荷重になっていなかったことがあらゆる範囲に影響をし、長く違和感として意識され続けて来たのである。
荷重を変えることで違和感は解消され、意識が下半身もフォーカスし始めたのである。
さて左大腿の内転筋を使うことでスイングは安定する。特に、左に突っ込んだり、大きく回転することが減ってきた。回転する軸が右側で安定するようになってきたのである。
左の次は右である。トップを作る時に右側は何を意識すべきか。
それは腰である。トップの時に右側はどういう動きをすべきか。トップを作れば、上半身は右を向くのだから、その動きは腰や右足にも影響する。
この時、腰がどのように動くか、回転するのか、後ろにずれるのか、それとも静止するのかはとても重要と思う。スイングではこの動いた分だけ元に戻らなければならないのが至上命題である。
戻るという動きは当然であるがスイングに影響を与える。例えば、矢が放たれる時、もし矢と弦を接着剤でくっつけていれば、どれほど勢いよく矢を飛ばそうとしても、矢は弦と繋がっていて飛ぶことができない。
矢を重くすれば飛ぶ力はすぐに消失してしまうし、弦が余りに重いなら引っ張る力は一定なので矢を飛ばす力は小さくなるであろう。
腰という大きな重しが動くという事はスイングの回転にとって良い事ではない。それは重い弦と同じであろう。
トップの時に右腰の腸骨は動かない方が良い様だ。そしてスイングの時に左大腿の内側の筋肉が緊張するとともに、右腰がクイッと動き、腰を入れる動作をするのが良いように今は思われる。
クイッと動くとは、正面を向いている状態から、左を向くように動くという事である。
このクイッと動くためには、トップであまり後ろを向いていたり、右側に傾くのは良くない。距離が短いほど、クイッは素早くできる。
よってなるべく動かない方が時間的にも距離的にも短くなる。そしてここを動かないようにするとどうしても腰の上と下との間が伸びないといけない。
これがいい感じな気がする。これについては次回の練習でもう少しやってみる積もり。
2015年6月18日木曜日
練習場より 2015.06.18号 - 左足内転筋群
スムーズにするのは大変に難しい。それを意識して見つけ出すことは不可能ではないかと言うくらいに複雑である。それは意識的なものでは完結しないように見える。
多くの力が関係する中で、それぞれ力が独自に働き影響しあう中で、どうすれば目的とする振舞いを見つけ出す事ができるだろうか。それを計算して求めることは困難と思われる。このスイングのどこがネックになっているのか。どうすればスムーズに振ることができるのか。これは多体問題ではないか。
スイングでは人間の骨と筋肉がクラブの軌跡に影響する。そこでは内足荷重を外足荷重に切り替えるだけで見違えるほどのスムーズさが手に入れる。それが偶然なのだから世の中の幸運とは恐ろしいものである。
人間の苦悩に何の価値もない。脳髄をどれほど絞ろうと結果が得られないのなら偶然の発見に勝ることはない。まぁ脳髄を絞ってなければ偶然の発見にも気付かない、という話しでもあるのだろうが。
フォーカスすべきは左足の内転筋群(太ももの内側の筋肉)である。トップからスイングに転じるとき、初動すべきは左足のふともも内側の筋肉である。ここを緊張させることでスイングが始まるのである。それは次のような動きを体に強制する。
多くの力が関係する中で、それぞれ力が独自に働き影響しあう中で、どうすれば目的とする振舞いを見つけ出す事ができるだろうか。それを計算して求めることは困難と思われる。このスイングのどこがネックになっているのか。どうすればスムーズに振ることができるのか。これは多体問題ではないか。
スイングでは人間の骨と筋肉がクラブの軌跡に影響する。そこでは内足荷重を外足荷重に切り替えるだけで見違えるほどのスムーズさが手に入れる。それが偶然なのだから世の中の幸運とは恐ろしいものである。
人間の苦悩に何の価値もない。脳髄をどれほど絞ろうと結果が得られないのなら偶然の発見に勝ることはない。まぁ脳髄を絞ってなければ偶然の発見にも気付かない、という話しでもあるのだろうが。
フォーカスすべきは左足の内転筋群(太ももの内側の筋肉)である。トップからスイングに転じるとき、初動すべきは左足のふともも内側の筋肉である。ここを緊張させることでスイングが始まるのである。それは次のような動きを体に強制する。
- 左足の緊張により体が左側に移動しようとする動きを制限する。
- 左足の緊張によりスイングの中心を体の右側に固定する。
- 左足の緊張により体の上半身の緊張(この場合は望ましくない緊張なので力みと呼ぶ)が起きにくい。
- 上半身の力みが減ることで左腕の動きがスムーズになる。
2015年5月9日土曜日
GOLF 2015.05.09号 - 右足の崩壊
練習場では失敗を練習できない。練習場で起きるのはミスであり、その訂正が練習である。しかしそれを失敗とは呼ばない。
失敗には原因がある。起きてしまったことの取り返しはつかないが、二度目が起きなくする工夫は怠らずしたいものである。しかしながら人間は失敗を繰り返す。一発でその原因を把握し、次に必ず成功させるようには生まれていない。
意識化したいという思いもこれが理由である。失敗からの訂正に上手く対処するには意識的に行うしかないと考える。もちろん、意識化が全てを把握することはないだろうし、無意識も含めたすべての感覚が正しい保障もない。左脳を使おうが、右脳を使おうが、失敗はするし、失敗は繰り返されるだろう。
それでも意識化には良い所がある。それは失敗と正面を向いて対峙できる事だ。もしこれが原因ならば次はそこに注意してチャンレンジする事が出来る。
という事を繰り返してきた。どうやら意識化という言い方に既に間違いがある。本当は問題の顕著化と呼ばねばなるまい。どこかに問題がある。それと取り組むのなら、問題を顕著に表現しなければならない。意識化とは問題の言語化でなければなるまい。
それが出来るのはコースしかない。何度やっても失敗する。さっきまで上手く打てていたものが、失敗する。練習場のスイングを思い返し、その時に取り組んでいた打ち方を意識してやってみる。それでも失敗は収まらない。
道理で言えばあり得ない。あそこで上手く打てたのにここで打てないのは物理法則が違っているのではないか。訝しく思う。見通しもなく、しかし、頼りになるのは練習場での意識化だけである。細菌学を使って黄熱病に挑んだ野口英世のようなものだ。私にはわからない。そういう言葉しか残らぬ悲しみ。
幸いにして、チャンレジは何度でも出来る。次はどうするか。
問題を究明するしかない。エジソンの如く失敗しているのではない、成功しない方法を洗い出しているのだ。何か意識されていない何かがある。失敗を再現させてみようとする。同じスイングは二度とない。だが似たスイングなら何度もある。だからゆっくりと失敗を再現させてみる。どこかに何か違和感がないかと。
疲れによってスイングが崩れることがある。一本のねじが外れただけで機械が激しく振動し壊れてしまう様に。どこかの筋肉が疲労から緩むことでスイングが狂う可能性は十分にある。
右肩が落ちるスイングは、どうも右肩が落ちる事が原因ではない。右肩が落ちるのは原因ではなく、結果としての現象らしい。そう思いスイングしてみると、どうも原因は右腰の落ち込みにある。更に試してみれば、重心が右足にずっと残っていることがその原因らしい。
右足の重心は左に移らなければならない。これが出来ない理由は疲労だろう。筋肉が悲鳴を上げる。命令しても動かない。それでも体は運動を完成させる必要がある。
まずすべきは重心の移動をやめることである。疲労しているので体はエネルギーロスを最小にしたい。右足の重心が移動しなくても構わないではないか。それしかどうせできないのだから。
その結果として右ひざが崩れ、右腰は曲がり、右肩が落ちるとしても仕方がない。スイングは実行されたのである。疲労による右足の崩壊現象である。
右足は重心を左側に移そうとするが、左足が突っぱねるので重心の移動が出来ない。左足が突っぱねてしまうのは、どうやら両膝が外側に開いてしまってからのようだ。太ももの内側が疲労から支えきれず両膝が外側に向く。そのために重心移動がスムーズに出来ていないようだ。
両膝が外側に開くとどうなるかを探ってみると、外足荷重になっていた。疲労が内足加重を外足加重に変えている。内ももが付かれて膝が外に開き外足荷重になっていた。
足裏の内側で体重を支えるのか、重心を外側に置くのかは 4スタンス理論でも紹介されているようにどちらが悪いという事はない。だが内側重心で取り組んできたスイングが外側荷重でも通用するとは限らない。外足荷重の時に内足荷重を意識したスイングをしても成功するとは限らない。確かにコースでは物理法則が変わっていたのである。
これに気づいたのは帰りの車が駐車場から来るのを待っている時だった。
失敗には原因がある。起きてしまったことの取り返しはつかないが、二度目が起きなくする工夫は怠らずしたいものである。しかしながら人間は失敗を繰り返す。一発でその原因を把握し、次に必ず成功させるようには生まれていない。
意識化したいという思いもこれが理由である。失敗からの訂正に上手く対処するには意識的に行うしかないと考える。もちろん、意識化が全てを把握することはないだろうし、無意識も含めたすべての感覚が正しい保障もない。左脳を使おうが、右脳を使おうが、失敗はするし、失敗は繰り返されるだろう。
それでも意識化には良い所がある。それは失敗と正面を向いて対峙できる事だ。もしこれが原因ならば次はそこに注意してチャンレンジする事が出来る。
という事を繰り返してきた。どうやら意識化という言い方に既に間違いがある。本当は問題の顕著化と呼ばねばなるまい。どこかに問題がある。それと取り組むのなら、問題を顕著に表現しなければならない。意識化とは問題の言語化でなければなるまい。
それが出来るのはコースしかない。何度やっても失敗する。さっきまで上手く打てていたものが、失敗する。練習場のスイングを思い返し、その時に取り組んでいた打ち方を意識してやってみる。それでも失敗は収まらない。
道理で言えばあり得ない。あそこで上手く打てたのにここで打てないのは物理法則が違っているのではないか。訝しく思う。見通しもなく、しかし、頼りになるのは練習場での意識化だけである。細菌学を使って黄熱病に挑んだ野口英世のようなものだ。私にはわからない。そういう言葉しか残らぬ悲しみ。
幸いにして、チャンレジは何度でも出来る。次はどうするか。
問題を究明するしかない。エジソンの如く失敗しているのではない、成功しない方法を洗い出しているのだ。何か意識されていない何かがある。失敗を再現させてみようとする。同じスイングは二度とない。だが似たスイングなら何度もある。だからゆっくりと失敗を再現させてみる。どこかに何か違和感がないかと。
疲れによってスイングが崩れることがある。一本のねじが外れただけで機械が激しく振動し壊れてしまう様に。どこかの筋肉が疲労から緩むことでスイングが狂う可能性は十分にある。
右肩が落ちるスイングは、どうも右肩が落ちる事が原因ではない。右肩が落ちるのは原因ではなく、結果としての現象らしい。そう思いスイングしてみると、どうも原因は右腰の落ち込みにある。更に試してみれば、重心が右足にずっと残っていることがその原因らしい。
右足の重心は左に移らなければならない。これが出来ない理由は疲労だろう。筋肉が悲鳴を上げる。命令しても動かない。それでも体は運動を完成させる必要がある。
まずすべきは重心の移動をやめることである。疲労しているので体はエネルギーロスを最小にしたい。右足の重心が移動しなくても構わないではないか。それしかどうせできないのだから。
その結果として右ひざが崩れ、右腰は曲がり、右肩が落ちるとしても仕方がない。スイングは実行されたのである。疲労による右足の崩壊現象である。
右足は重心を左側に移そうとするが、左足が突っぱねるので重心の移動が出来ない。左足が突っぱねてしまうのは、どうやら両膝が外側に開いてしまってからのようだ。太ももの内側が疲労から支えきれず両膝が外側に向く。そのために重心移動がスムーズに出来ていないようだ。
両膝が外側に開くとどうなるかを探ってみると、外足荷重になっていた。疲労が内足加重を外足加重に変えている。内ももが付かれて膝が外に開き外足荷重になっていた。
足裏の内側で体重を支えるのか、重心を外側に置くのかは 4スタンス理論でも紹介されているようにどちらが悪いという事はない。だが内側重心で取り組んできたスイングが外側荷重でも通用するとは限らない。外足荷重の時に内足荷重を意識したスイングをしても成功するとは限らない。確かにコースでは物理法則が変わっていたのである。
これに気づいたのは帰りの車が駐車場から来るのを待っている時だった。
2015年4月16日木曜日
練習場より 2015.04.16号 - スイングは回転ではない
トップはクラブの位置エネルギーを獲得する。それと同時に体重を右足に乗せる。
人間は二本足であるからスイングの時には右から左へ荷重が移動する。人間の歩行が恣意的なバランスの崩れから、重力で倒れる力を利用して前に進むのと同様に、体重の移動は基本的に安定性を損なう動きである。
同様にスイング中に荷重を変える動きはスイングの方向性を悪くする因子と思われる。
方向性を重視する時は右足に乗せた体重を成るべく移動させない方が宜しい。逆に距離を稼ぎたい場合は右足から左足へ荷重を移動しパワーを生み出すのが必然だろう。
しかし体重移動がクラブと同じ方向に同じ速度で同じタイミングで起きるのは望ましくない。左に向かって加速するクラブと体が完全に一致するのは、同じ速度で同じ方向に動く物体が止まって見えるのと同じである、つまりエネルギーは与えられない。
クラブが運動するには引っ張るか押すかしかない。それを最初にするのは体であることは間違いない。しかし、ロケットが上昇するにつれ不要なものを切り離すように、体もどこかでクラブの運動から切り離されなければならない。
クラブの動く速度は秒速 40m 以上、144Km/h。それが一秒未満でトップからフィニッシュまで通り過ぎてゆく。それを体が追い駆けるのは無理である。もし追いかけるならそれはクラブを加速するどころか減速するだろう。
左足への荷重の移動は、回転力を与えるためのものではあるが、例えば、モーターが回ってクラブを回すようなものではないと思う。
体が先行してクラブを動かし始めたとする。その後にクラブは体の回転速度を遥かに凌駕し追い抜く。追い抜かれた後はクラブの運動を妨げないようにしなければならない。クラブは振り抜かれるが、体を振り抜く必要はない。
どちらかと言えば、追い抜かれた時に体の回転を止める。止まった場所で梃の支点となる。「私に支点を与えよ。そうすれば地球を動かしてみせよう。」地球さえ動かせるのである。クラブの加速など軽い。
右脚から左脚に荷重が移動するのは、クラブの加速が始まる前ではないか。右から左に移動する体重を左足が受け止め踏ん張る。ここにクラブからの力も加わり左足は反力を返す。それがクラブの加速をさらに促す。
スイングの重心が真ん中にあるように見えたとしても、それは止まっているからではない。回転の中心が真ん中だからでもない。様々な力の合力が、真ん中でバランスを取っている結果であって、それが合力したら0になっているに過ぎない。
更に練習は続く。
人間は二本足であるからスイングの時には右から左へ荷重が移動する。人間の歩行が恣意的なバランスの崩れから、重力で倒れる力を利用して前に進むのと同様に、体重の移動は基本的に安定性を損なう動きである。
同様にスイング中に荷重を変える動きはスイングの方向性を悪くする因子と思われる。
方向性を重視する時は右足に乗せた体重を成るべく移動させない方が宜しい。逆に距離を稼ぎたい場合は右足から左足へ荷重を移動しパワーを生み出すのが必然だろう。
しかし体重移動がクラブと同じ方向に同じ速度で同じタイミングで起きるのは望ましくない。左に向かって加速するクラブと体が完全に一致するのは、同じ速度で同じ方向に動く物体が止まって見えるのと同じである、つまりエネルギーは与えられない。
クラブが運動するには引っ張るか押すかしかない。それを最初にするのは体であることは間違いない。しかし、ロケットが上昇するにつれ不要なものを切り離すように、体もどこかでクラブの運動から切り離されなければならない。
クラブの動く速度は秒速 40m 以上、144Km/h。それが一秒未満でトップからフィニッシュまで通り過ぎてゆく。それを体が追い駆けるのは無理である。もし追いかけるならそれはクラブを加速するどころか減速するだろう。
左足への荷重の移動は、回転力を与えるためのものではあるが、例えば、モーターが回ってクラブを回すようなものではないと思う。
体が先行してクラブを動かし始めたとする。その後にクラブは体の回転速度を遥かに凌駕し追い抜く。追い抜かれた後はクラブの運動を妨げないようにしなければならない。クラブは振り抜かれるが、体を振り抜く必要はない。
どちらかと言えば、追い抜かれた時に体の回転を止める。止まった場所で梃の支点となる。「私に支点を与えよ。そうすれば地球を動かしてみせよう。」地球さえ動かせるのである。クラブの加速など軽い。
右脚から左脚に荷重が移動するのは、クラブの加速が始まる前ではないか。右から左に移動する体重を左足が受け止め踏ん張る。ここにクラブからの力も加わり左足は反力を返す。それがクラブの加速をさらに促す。
スイングの重心が真ん中にあるように見えたとしても、それは止まっているからではない。回転の中心が真ん中だからでもない。様々な力の合力が、真ん中でバランスを取っている結果であって、それが合力したら0になっているに過ぎない。
- トップでの右足への荷重
- スイングでの左足への荷重
- クラブの左へ働く力
- それを受けて耐え反発する左からの力
更に練習は続く。
2015年3月16日月曜日
練習場より 2015.03.16号 - 力は波で左足が反射する
物質とは何であるか、粒子であるのか、それとも波であるか。
観測結果に基づく考察は、物質とは波であるが、確率によって粒子として観測できる。という辺りで落ち着いているらしい。
さて運動が伝わるのも波である。波以外の伝わり方はあるのだろうか。それは知らないけれど、力が伝わるものである以上、スイングでも波として伝わっているはずだ。
アドレスしてスタンスを取りトップをつくり、そこからスイングする過程で、力は体の中を波となって伝わる。
所で、音を消すのに反対の波をぶつける方法があったり、津波に対して防波堤を設置する。波は色々な方法で消すことが出来る。
津波が海岸に近づくにつれて高くなるのは、ひとつに津波の速度が遅くなり後ろの波が追いついて合わさるからだ。
さらに海底との距離や横幅が短くなり、周りを押す力がはね返されて上方向の力となる(津波の波高は水深の4乗根と水路幅の2乗根に反比例)。二重スリット実験にもあるように波は重なると強く現れる。
AM波は振幅変調(波の高さ)を変えることで情報を伝える。FM波は周波数変調(波の幅)を変えることで情報を伝える。
波は伝わるものだけど、同時に屈折、回折、反射、透過、減衰するものでもある。スイング中に体の中を伝わる力は、それがクッションによって減衰するのか、透過してどこかに消えるのか、それとも足が地面に伝え、そこで反射されて、再び体の中に戻ってくるのか。それがスイングに合力されることもあるのではないか。
力を有効に使う点で波として考えるのはとても大切だと思う。スイングの時、左足がどのように力を受け止めるのか。左足はとても重要な働きをしている。力を逃がさぬよう地面を踏み体の中に戻す。
左足はクッションではない。
閑話休題、これ面白い。
Nikon|技術・研究開発|重力波検出(1/3)
これも。
石心の譜 - 読書日記 その4
観測結果に基づく考察は、物質とは波であるが、確率によって粒子として観測できる。という辺りで落ち着いているらしい。
さて運動が伝わるのも波である。波以外の伝わり方はあるのだろうか。それは知らないけれど、力が伝わるものである以上、スイングでも波として伝わっているはずだ。
アドレスしてスタンスを取りトップをつくり、そこからスイングする過程で、力は体の中を波となって伝わる。
所で、音を消すのに反対の波をぶつける方法があったり、津波に対して防波堤を設置する。波は色々な方法で消すことが出来る。
津波が海岸に近づくにつれて高くなるのは、ひとつに津波の速度が遅くなり後ろの波が追いついて合わさるからだ。
さらに海底との距離や横幅が短くなり、周りを押す力がはね返されて上方向の力となる(津波の波高は水深の4乗根と水路幅の2乗根に反比例)。二重スリット実験にもあるように波は重なると強く現れる。
AM波は振幅変調(波の高さ)を変えることで情報を伝える。FM波は周波数変調(波の幅)を変えることで情報を伝える。
波は伝わるものだけど、同時に屈折、回折、反射、透過、減衰するものでもある。スイング中に体の中を伝わる力は、それがクッションによって減衰するのか、透過してどこかに消えるのか、それとも足が地面に伝え、そこで反射されて、再び体の中に戻ってくるのか。それがスイングに合力されることもあるのではないか。
力を有効に使う点で波として考えるのはとても大切だと思う。スイングの時、左足がどのように力を受け止めるのか。左足はとても重要な働きをしている。力を逃がさぬよう地面を踏み体の中に戻す。
左足はクッションではない。
閑話休題、これ面白い。
Nikon|技術・研究開発|重力波検出(1/3)
これも。
石心の譜 - 読書日記 その4
2015年3月5日木曜日
練習場より 2015.03.05号 - じょうご、スイングプレーン、力み
円錐の頂点に手首がありゴルフクラブが円錐面を動く。この円錐がスイング面のイメージである。漏斗のような形。ロケットのノズルと同じ形。クラブは手首を中心として円錐上に軌跡を描く。スイングプレーンは円盤上ではない。
クラブは手首よりも後ろには行かない。重さは手の前にあり、重力の影響を受ける。クラブを下から支えてるのではない。常に斜め前にあるものを支えているのだ。
肩甲骨は上下に動く。トップで右の肩甲骨が上がりスイングで下がる。
思いっきり振ると言うのは、力みではない。思いっきりは、どこに掛かるのか。マン振りというのは、腕にかかる力だろうか、腰の動きだろうか、背中だろうか。
優れたスイングは下半身が微動だにしない。それがマン振りであってもだ。故に思いっきり力を入れるべきは下半身である。下半身を動かぬように固定することが乃ちマン振りである。力みは速度には役に立たない。しかしスイングの安定に必要と思われるのである。
両足が動かない事。そのように固定する事。両足を筋肉で縛る。スイングの軌道に力みはいらない。
クラブは手首よりも後ろには行かない。重さは手の前にあり、重力の影響を受ける。クラブを下から支えてるのではない。常に斜め前にあるものを支えているのだ。
肩甲骨は上下に動く。トップで右の肩甲骨が上がりスイングで下がる。
思いっきり振ると言うのは、力みではない。思いっきりは、どこに掛かるのか。マン振りというのは、腕にかかる力だろうか、腰の動きだろうか、背中だろうか。
優れたスイングは下半身が微動だにしない。それがマン振りであってもだ。故に思いっきり力を入れるべきは下半身である。下半身を動かぬように固定することが乃ちマン振りである。力みは速度には役に立たない。しかしスイングの安定に必要と思われるのである。
両足が動かない事。そのように固定する事。両足を筋肉で縛る。スイングの軌道に力みはいらない。
2014年3月16日日曜日
練習場より 2014.03.16号 - 無重力感
スイングでは体を回すなかれ。回すとスライスかフックになる。回さないように打つ。どうするか。恐らく、外から見ている人には回しているように見えるであろう。しかし打っている本人には回している意識はない。
スイングは2つに大別できる。
ボールにヒットした瞬間を意識する事は有益かも知れない。しかしそこでスイングは停止する訳ではない。意識することでフォロースルーが疎かになる事は有益ではない。これは流れの中で打つと言う事を意味する。
ボールがクラブに当たり離れた後のクラブの軌跡がどう変わろうとも、ボールの飛翔には影響を与えない。だからボールに当たる迄が重要である。故にフォロースルーはスイングとは何も関係がない。
ボールが離れた瞬間にクラブが停止するのであればフォロースルーは不要だ。ただそれは人間技ではない。最大のパワーを伝えた後もクラブは停止できない。プレイヤーの体を壊さない為にも上手にパワーを解放する必要がある。
だからと言って当たる迄だけを意識しおけばよいというものではない。これはスイングを点と考えるか、それとも線と考えるか。ボールに当たる点を考えるか、通過点にボールがあると考えるか。バンカーショットはボールを打つものではない。砂を外に出すように打つ。その砂の中にボールも含まれている。
左腕がトップからどういう軌道を通り、畳み込まれるかは重要だ。
人間の体はとても多くの部品の組み合わせで構成されている。だから、右腕を上げて反対側の左手を右肩に置くと、単に右腕を上げているのとは違った体の状態を生む。
左手を右肩に置く方が体が捻られる感じが強くなる。柔軟性が高くなる。こういう発見は古武術による体躯の見直しから次々と発見されている。腕の高さや肘の前後が、反対側の腕の動きに影響する事は自明である。ただどのように影響しているのかは分からない。
左足がトップでどうなっているかも重要だ。
左膝は体の少し前に出て曲がっている。これを強く曲げ過ぎるのと体を支え切れない。伸びすぎるのも良くないようだ。これは新しい気付きだ。
さて、スイングの途中で体が無重力のように浮かぶ事に気付いた。右足が蹴って浮かぶのか、それとも、地面からの反発力を体が受けているのかは分からない。ただ、足の支えが無くなり、どっかに倒れそうになる恐怖感がある。
練習場は 2F にあるから落ちるんじゃないかという恐怖心が起きる。無重力感を感じるのは良いのやら、悪いのやら。しかし、面白い感覚なので、少しばかり注目したい。
こうして足の動きに少しばかり意識が向き始めたわけである。
スイングは2つに大別できる。
- スタンスからトップまで
- トップからフィニッシュまで
ボールにヒットした瞬間を意識する事は有益かも知れない。しかしそこでスイングは停止する訳ではない。意識することでフォロースルーが疎かになる事は有益ではない。これは流れの中で打つと言う事を意味する。
ボールがクラブに当たり離れた後のクラブの軌跡がどう変わろうとも、ボールの飛翔には影響を与えない。だからボールに当たる迄が重要である。故にフォロースルーはスイングとは何も関係がない。
ボールが離れた瞬間にクラブが停止するのであればフォロースルーは不要だ。ただそれは人間技ではない。最大のパワーを伝えた後もクラブは停止できない。プレイヤーの体を壊さない為にも上手にパワーを解放する必要がある。
だからと言って当たる迄だけを意識しおけばよいというものではない。これはスイングを点と考えるか、それとも線と考えるか。ボールに当たる点を考えるか、通過点にボールがあると考えるか。バンカーショットはボールを打つものではない。砂を外に出すように打つ。その砂の中にボールも含まれている。
左腕がトップからどういう軌道を通り、畳み込まれるかは重要だ。
人間の体はとても多くの部品の組み合わせで構成されている。だから、右腕を上げて反対側の左手を右肩に置くと、単に右腕を上げているのとは違った体の状態を生む。
左手を右肩に置く方が体が捻られる感じが強くなる。柔軟性が高くなる。こういう発見は古武術による体躯の見直しから次々と発見されている。腕の高さや肘の前後が、反対側の腕の動きに影響する事は自明である。ただどのように影響しているのかは分からない。
左足がトップでどうなっているかも重要だ。
左膝は体の少し前に出て曲がっている。これを強く曲げ過ぎるのと体を支え切れない。伸びすぎるのも良くないようだ。これは新しい気付きだ。
さて、スイングの途中で体が無重力のように浮かぶ事に気付いた。右足が蹴って浮かぶのか、それとも、地面からの反発力を体が受けているのかは分からない。ただ、足の支えが無くなり、どっかに倒れそうになる恐怖感がある。
練習場は 2F にあるから落ちるんじゃないかという恐怖心が起きる。無重力感を感じるのは良いのやら、悪いのやら。しかし、面白い感覚なので、少しばかり注目したい。
こうして足の動きに少しばかり意識が向き始めたわけである。
2012年12月10日月曜日
練習場より 2012.12.10 - 古武術とゴルフ
甲野善紀の著述を読んでいると身体の使い方について不思議な表現に出会う事がある。
(古武術も物理学および生理学の範疇なのですよ)
ゴルフのスイングではボールとクラブヘッドが当たる瞬間が肩とクラブヘッドとの間の距離が最も長くなる時であろう。そしてこの瞬間に体は反動で空を飛ぶものなのである。体が浮くので足裏が体重を感じない状態になるのである。
そうするとどういう状態になるかと言えば、一瞬とは言え体は地上から離れて空に浮く。宙に浮いているので体の支えを失うはずである。だから体はクラブとボールが当たる瞬間に中空でバランスを取らないといけない。この意識が方向性の狂いを少なくするようだ。
とは言ってもも此れは飛び上がる動作ではない。どちらかと言えばクラブヘッドの運動の力で浮き上がるという感じ、その力によって一瞬だがクラブの上に乗るというそんな感じなのである。
この事から体が左右に動いてはいけない話しに繋がる。浮くなら真上に浮くのがよろしい。右から左への回転や勢いでは浮かばない、左側で止めてその反発がないと浮かばない。
過去の記事に大地から一本の棒で突き刺された感じでスタンスをする話を書いたが、それから少し先に進んだと思う。大地に突き刺さったままでは駄目だ。飛べ。
塩田剛三は、呼吸力を出すためには足の親指を地面に食い込ませて立たなくてはならない、と語ったそうである。これは歩く時の話しではある。更には常に食い込ませろとは言っていない事に注目したい。
勉強とは自ら考える事だ、練習とは探求する事だ。と同時に体で覚える事でもある。
一瞬のバランスであるから、体はなるべく閉じる方がいいだろう。すると自然と腕と体の間の空間が閉り、右腕の動きがスムーズになる。
この感じに近いのは、マスオさん (大正6年生まれ) に驚いた時であろうか。
腰を落としたときに足裏が浮く
(古武術も物理学および生理学の範疇なのですよ)
ゴルフのスイングではボールとクラブヘッドが当たる瞬間が肩とクラブヘッドとの間の距離が最も長くなる時であろう。そしてこの瞬間に体は反動で空を飛ぶものなのである。体が浮くので足裏が体重を感じない状態になるのである。
そうするとどういう状態になるかと言えば、一瞬とは言え体は地上から離れて空に浮く。宙に浮いているので体の支えを失うはずである。だから体はクラブとボールが当たる瞬間に中空でバランスを取らないといけない。この意識が方向性の狂いを少なくするようだ。
とは言ってもも此れは飛び上がる動作ではない。どちらかと言えばクラブヘッドの運動の力で浮き上がるという感じ、その力によって一瞬だがクラブの上に乗るというそんな感じなのである。
この事から体が左右に動いてはいけない話しに繋がる。浮くなら真上に浮くのがよろしい。右から左への回転や勢いでは浮かばない、左側で止めてその反発がないと浮かばない。
過去の記事に大地から一本の棒で突き刺された感じでスタンスをする話を書いたが、それから少し先に進んだと思う。大地に突き刺さったままでは駄目だ。飛べ。
塩田剛三は、呼吸力を出すためには足の親指を地面に食い込ませて立たなくてはならない、と語ったそうである。これは歩く時の話しではある。更には常に食い込ませろとは言っていない事に注目したい。
勉強とは自ら考える事だ、練習とは探求する事だ。と同時に体で覚える事でもある。
一瞬のバランスであるから、体はなるべく閉じる方がいいだろう。すると自然と腕と体の間の空間が閉り、右腕の動きがスムーズになる。
この感じに近いのは、マスオさん (大正6年生まれ) に驚いた時であろうか。
2012年8月29日水曜日
練習場より 2012.08.29 - 水中スイング
なんば歩きという古来からの体の使い方がある。
明治以降、西洋式の体の使い方に切り替わったため失われ、この歩き方が日常で出来る人は少ない。それをどうしても体験したければ、プールに行けばよい。プールの中を歩くときなんば歩きだと何かの本で読んだ記憶がある。
同じ様にプールの中でスイングしてみよう。プールでもサウナの水風呂でもいい。風の強い日、台風とかの日にスイングしてみてもいい。
これが凄く体に効く。腰の上が水に浸かり上半身が外に出ている状態でスイングしてみると体で分かる事がある。もちろん、下半身だけが水の中にある時と肩まで水に浸かっている時とでは体に感じる抵抗も違ってくるだろう。浮力の影響も変わってくる。
水のような抵抗の大きい所で動こうとすると体は自然と陸上とは違った動きをする。より効率的にパワーを与えないとその抵抗に打ち勝てないからだ。空気のような抵抗の少ない場所では通用していた動きも、水の中では通用しなくなる。こうして体の動きを学ぶ事が出来る。
やってみれば解るが水の中では下半身を中心に体を動かそうとする。足の踏ん張りで上半身を動かそうとする。これを陸上にも持ち込めばいい。
下半身主導でなければ上半身の安定は得られない。上半身が安定しなければスイングは力を的確に与えられず、方向性も不安定になる。
これまで下半身というものは木の根っこのように、砲台の基礎のように、がっちりと固定するものだと考えてきた。しかし実際には下半身に駆動のほとんどを与えるべきだと考えを改めた。
これまでの機構を FF (Front-engine Front-drive / 肩を中心に肩を回す) だとすれば、下半身中心のスイングは RF (rear-engin front-drive / 腰を中心に肩を回す) に変わってきたような気がする。水かゼリーの中にでも立っているつもりで、強い抵抗を受けていても動けるようにする。
これ、たぶん、正しい。
明治以降、西洋式の体の使い方に切り替わったため失われ、この歩き方が日常で出来る人は少ない。それをどうしても体験したければ、プールに行けばよい。プールの中を歩くときなんば歩きだと何かの本で読んだ記憶がある。
同じ様にプールの中でスイングしてみよう。プールでもサウナの水風呂でもいい。風の強い日、台風とかの日にスイングしてみてもいい。
これが凄く体に効く。腰の上が水に浸かり上半身が外に出ている状態でスイングしてみると体で分かる事がある。もちろん、下半身だけが水の中にある時と肩まで水に浸かっている時とでは体に感じる抵抗も違ってくるだろう。浮力の影響も変わってくる。
水のような抵抗の大きい所で動こうとすると体は自然と陸上とは違った動きをする。より効率的にパワーを与えないとその抵抗に打ち勝てないからだ。空気のような抵抗の少ない場所では通用していた動きも、水の中では通用しなくなる。こうして体の動きを学ぶ事が出来る。
やってみれば解るが水の中では下半身を中心に体を動かそうとする。足の踏ん張りで上半身を動かそうとする。これを陸上にも持ち込めばいい。
下半身主導でなければ上半身の安定は得られない。上半身が安定しなければスイングは力を的確に与えられず、方向性も不安定になる。
これまで下半身というものは木の根っこのように、砲台の基礎のように、がっちりと固定するものだと考えてきた。しかし実際には下半身に駆動のほとんどを与えるべきだと考えを改めた。
これまでの機構を FF (Front-engine Front-drive / 肩を中心に肩を回す) だとすれば、下半身中心のスイングは RF (rear-engin front-drive / 腰を中心に肩を回す) に変わってきたような気がする。水かゼリーの中にでも立っているつもりで、強い抵抗を受けていても動けるようにする。
これ、たぶん、正しい。
2012年4月29日日曜日
練習場より 2012.04.29 - 連鎖と同期
右膝より上にある太もも、その内側から体の中を通って肩に抜けるライン。ボールの後ろ側にあるこれが一つの軸かな、という仮定のもと練習してみる。
但し右側を軸にしてもここに重心があると右膝が捻じれるようになって壊れる。そうではなくて、左足に体重が乗り、右膝軸を回転の中心にする、そんなイメージである。回転軸と重心の位置を同じにしない、という感じであり、これは一種の梃子の動きに通じるのではないだろうか。
スイングにはイメージするひとつの動きがある。例えば、左肩でもいいし右膝の動きでもいい。始めにひとつの場所が動き出し其れに促されて動きが伝わってゆく。他の筋肉がひとつ前の動きを受け取り自ずから動き出す、こうして力の発揮が次の筋肉へと伝わってゆく。スイングは筋肉の連鎖によって行われる、と言うイメージだ。
所が実際はそうではないようだ。そうではあるかも知れないけれど、そうとは思えない。どちらかと言えば、ぞれぞれのタイミングを併せるという動きのようだ。
右膝の動きと左肩の動きを同調する、右足の蹴る力と左肩の位置がボールを打つ時のタイミングを合わせる。左手が先に動けば体が右に残っていてフックするし、右足が先に押し込めば左手が遅れスライスする。次々と連鎖する動きとは、例えば鳥の群れであるとかイワシの大群がイルカに追い詰められた時のイワシボールとか、自然界でも幾らでも見られる現象である。
他にも地震を引き起こす地盤の地滑りも、ある一つ点の動きが次々と連鎖してゆくもので、この連鎖が途中で止まればマグニチュード 1 で済むが、連鎖が止まらなければ大地震になる。連鎖と言えば核分裂反応も同じで、一つの核が分裂して中性子を出す、これが他の核に当たり分裂すれば核反応になる。一つで終るならそれだけの事であるが、これが次々と連鎖し短時間の間に一気に起きれば核爆弾になる。これをコントロールし長く続くようにすれば原子力発電になる。
連鎖というのは時間軸で見れば、次々に伝わるのであるから時間がかかるという事である。短時間で連鎖を完了させるのは難しい。しかしコントロールしやすい長所を持つ。それとは別に複数の運動を別々の場所で同時に発生させそれを同期しタイミングよくある点で一致するようにコントロールする。
どちらにしろゆっくり振るというのはこの成功率を高めるために有効な方法だろう。ゴルフのスイングは連鎖反応で起こる運動ではなく同期ではないか、というのがちょっとした発見だと思っていたりする・・・
但し右側を軸にしてもここに重心があると右膝が捻じれるようになって壊れる。そうではなくて、左足に体重が乗り、右膝軸を回転の中心にする、そんなイメージである。回転軸と重心の位置を同じにしない、という感じであり、これは一種の梃子の動きに通じるのではないだろうか。
スイングにはイメージするひとつの動きがある。例えば、左肩でもいいし右膝の動きでもいい。始めにひとつの場所が動き出し其れに促されて動きが伝わってゆく。他の筋肉がひとつ前の動きを受け取り自ずから動き出す、こうして力の発揮が次の筋肉へと伝わってゆく。スイングは筋肉の連鎖によって行われる、と言うイメージだ。
所が実際はそうではないようだ。そうではあるかも知れないけれど、そうとは思えない。どちらかと言えば、ぞれぞれのタイミングを併せるという動きのようだ。
右膝の動きと左肩の動きを同調する、右足の蹴る力と左肩の位置がボールを打つ時のタイミングを合わせる。左手が先に動けば体が右に残っていてフックするし、右足が先に押し込めば左手が遅れスライスする。次々と連鎖する動きとは、例えば鳥の群れであるとかイワシの大群がイルカに追い詰められた時のイワシボールとか、自然界でも幾らでも見られる現象である。
他にも地震を引き起こす地盤の地滑りも、ある一つ点の動きが次々と連鎖してゆくもので、この連鎖が途中で止まればマグニチュード 1 で済むが、連鎖が止まらなければ大地震になる。連鎖と言えば核分裂反応も同じで、一つの核が分裂して中性子を出す、これが他の核に当たり分裂すれば核反応になる。一つで終るならそれだけの事であるが、これが次々と連鎖し短時間の間に一気に起きれば核爆弾になる。これをコントロールし長く続くようにすれば原子力発電になる。
連鎖というのは時間軸で見れば、次々に伝わるのであるから時間がかかるという事である。短時間で連鎖を完了させるのは難しい。しかしコントロールしやすい長所を持つ。それとは別に複数の運動を別々の場所で同時に発生させそれを同期しタイミングよくある点で一致するようにコントロールする。
どちらにしろゆっくり振るというのはこの成功率を高めるために有効な方法だろう。ゴルフのスイングは連鎖反応で起こる運動ではなく同期ではないか、というのがちょっとした発見だと思っていたりする・・・
2012年4月23日月曜日
練習場より 2012.04.23 - トルクと左足とバランスと重心
僕のスイングは言葉で形作られる。
だから本当に達するべき所には行けない。上手くいっても8割だろう。それでもテーマを持ち試行錯誤するのには言葉がいる。僕は言葉でスイングを探している。
クラブは、シャフトの先にヘッドが付いている。そのため重心がシャフトの延長にない。これがトルクという軸を中心に回転する力を生む。つまり、スイングにおいてヘッドは軸上を回転する。それはどのように回転すべきだろうか。
トップ位置から、平均的にゆっくりと回転しながらボールをヒットするのだろうか。それとも当たる直前に急激に回転するのだろうか。これを確かめようと打ってみる。すると分かった事がある。トルクなど意識してスイングしてもダメだ。
だが分かった事もある。左足の大切さだ。ここがガクガクするようでは話にならない。左足が力を支えていないようでは体全体がユラユラする。フラフラして前にずれたり左にずれたり重心が移動してバランスが崩れる。
どうすればよいか、もっとフォーカスするなら左足の太もも内側で、これを中心にしてスイングしてもよい、くらいだ。この左足の振る舞いがスイングを安定させ、方向性を向上する。左足の内側に力をぶつけるイメージでもよい。
そして、トルクを意識する事は出来ないが、ヘッドはある場所で向きを変える。この変える場所を意識する。その場所とはボールに当たる少し前。スイングは左から右に円上にただ回転するのではない。ヘッドがある時点で急激に向きを変える。トップ位置からヘッドが回転しているわけではない。ボールの直前で向きが変わる運動だ。これを手首のスナップと呼んでもいいし、コックと言ってもいい。ここで腕はもっとも伸びる。
スイングでは重心はかかとに掛かっている。つま先に重心があると前のめりになるからだ。前のめりの体勢では肩はバランスを取るのに使われるので自由に開くことができない (人間の体はバランスを優先する)。するとスイングの後半でクラブは肩に邪魔されて減速する。力を逃がす場所がないからである。それが次第に肘を引いたり、速く肩を開く遠因となる。
かかと側に重心があれば肩が開く事が出来る。すると肩が後ろに逃げてクラブの動きを邪魔しない。クラブはスムーズに動き停止する。体幹もスイングの流れで自然に開く事ができるようになる。
ともあれ、スイングには左足も参加させてやれ、と言う話しだ。
だから本当に達するべき所には行けない。上手くいっても8割だろう。それでもテーマを持ち試行錯誤するのには言葉がいる。僕は言葉でスイングを探している。
クラブは、シャフトの先にヘッドが付いている。そのため重心がシャフトの延長にない。これがトルクという軸を中心に回転する力を生む。つまり、スイングにおいてヘッドは軸上を回転する。それはどのように回転すべきだろうか。
トップ位置から、平均的にゆっくりと回転しながらボールをヒットするのだろうか。それとも当たる直前に急激に回転するのだろうか。これを確かめようと打ってみる。すると分かった事がある。トルクなど意識してスイングしてもダメだ。
だが分かった事もある。左足の大切さだ。ここがガクガクするようでは話にならない。左足が力を支えていないようでは体全体がユラユラする。フラフラして前にずれたり左にずれたり重心が移動してバランスが崩れる。
どうすればよいか、もっとフォーカスするなら左足の太もも内側で、これを中心にしてスイングしてもよい、くらいだ。この左足の振る舞いがスイングを安定させ、方向性を向上する。左足の内側に力をぶつけるイメージでもよい。
そして、トルクを意識する事は出来ないが、ヘッドはある場所で向きを変える。この変える場所を意識する。その場所とはボールに当たる少し前。スイングは左から右に円上にただ回転するのではない。ヘッドがある時点で急激に向きを変える。トップ位置からヘッドが回転しているわけではない。ボールの直前で向きが変わる運動だ。これを手首のスナップと呼んでもいいし、コックと言ってもいい。ここで腕はもっとも伸びる。
スイングでは重心はかかとに掛かっている。つま先に重心があると前のめりになるからだ。前のめりの体勢では肩はバランスを取るのに使われるので自由に開くことができない (人間の体はバランスを優先する)。するとスイングの後半でクラブは肩に邪魔されて減速する。力を逃がす場所がないからである。それが次第に肘を引いたり、速く肩を開く遠因となる。
かかと側に重心があれば肩が開く事が出来る。すると肩が後ろに逃げてクラブの動きを邪魔しない。クラブはスムーズに動き停止する。体幹もスイングの流れで自然に開く事ができるようになる。
ともあれ、スイングには左足も参加させてやれ、と言う話しだ。
2012年3月5日月曜日
練習場より 2012.03.05 - 利き目, 右膝
人間の目は非常に精密に出来ている。
もちろん、目という器官だけではなく、情報処理を行う脳も含めての話しだ。
人間 (哺乳類) の目は優れているが、では他の生物と比べても優れているかと言えば、そういう話でもない。イカは哺乳類と類似した目を全く別の発生により手に入れたのだし、複眼には複眼の使いようというものがある。
さてゴルフの話しである。
打ち込む先の目標は一点であるけれど、それを測定するのは目だ。顔は横向きであるから左と右は目標に対して斜めである。だから「利き目」がどちらであるかが重要な話になってくる。更には「利き目」に対してもう片方の目が前にあるのが良いのか、後ろの方が良いのかも、知っておく方がいい。
我々は横向きに立っているから (ゴルフはスノーボードと同じ横向きのスポーツ) 目と目標物を結ぶ直線は、ボールと目標物を結ぶ直線と並行ではない。だから自分の目線の先の方向にボールを打てばボールは目標よりも右に行く事になる。
脳が処理したボールと目標との直線は、実際のボールと目標の直線とは平行ではない。目標と目とボールは三角形を作っている。だから錯覚が生じる。体は目で見た感覚に合わせて打とうとするから、スイングの時にボールから目を離すなと言う格言は、この錯覚を遮断する効果があると思われる。
人間の体における足の占める割合は大きい。女性の足が好きと言う人なら尚更この事実を容認してくれるだろう。体重の 10% を占める重量を持ち、筋肉量も体の中で最大である。だから足が蹴る力は体の重心を大きく動かす。
スイングの時に右膝が前に出ると体全体が左を向く。これが体が開くという事であり、体が開けばスイングの軌道が変わる。どうやらスイング中は右足の膝は左足のそれよりも前に出てはならぬ、と思われる。これがスイングの基本らしい。
もちろん、目という器官だけではなく、情報処理を行う脳も含めての話しだ。
人間 (哺乳類) の目は優れているが、では他の生物と比べても優れているかと言えば、そういう話でもない。イカは哺乳類と類似した目を全く別の発生により手に入れたのだし、複眼には複眼の使いようというものがある。
見る―眼の誕生はわたしたちをどう変えたか(2009/1/23) - サイモン・イングス
さてゴルフの話しである。
打ち込む先の目標は一点であるけれど、それを測定するのは目だ。顔は横向きであるから左と右は目標に対して斜めである。だから「利き目」がどちらであるかが重要な話になってくる。更には「利き目」に対してもう片方の目が前にあるのが良いのか、後ろの方が良いのかも、知っておく方がいい。
我々は横向きに立っているから (ゴルフはスノーボードと同じ横向きのスポーツ) 目と目標物を結ぶ直線は、ボールと目標物を結ぶ直線と並行ではない。だから自分の目線の先の方向にボールを打てばボールは目標よりも右に行く事になる。
脳が処理したボールと目標との直線は、実際のボールと目標の直線とは平行ではない。目標と目とボールは三角形を作っている。だから錯覚が生じる。体は目で見た感覚に合わせて打とうとするから、スイングの時にボールから目を離すなと言う格言は、この錯覚を遮断する効果があると思われる。
人間の体における足の占める割合は大きい。女性の足が好きと言う人なら尚更この事実を容認してくれるだろう。体重の 10% を占める重量を持ち、筋肉量も体の中で最大である。だから足が蹴る力は体の重心を大きく動かす。
スイングの時に右膝が前に出ると体全体が左を向く。これが体が開くという事であり、体が開けばスイングの軌道が変わる。どうやらスイング中は右足の膝は左足のそれよりも前に出てはならぬ、と思われる。これがスイングの基本らしい。
2011年10月26日水曜日
練習場より 2011/10/26 - 右膝の意識
スイングとは難しいものである。
どれだけの気付きがあろうと、それに意識を集中すると上手くいかない。唯ひとつの真理があってそれでスイングが成功するものでもない。
など、気付きは幾らか思い付くのだが、どれもこれもスイングの過程であって一部であって全て貫くとは言えない。
ひとつの気付きがスイングに占める割合は 5% も占めないだろう。だが、それを意識し過ぎて 5% であるものが 10% や 20% になると、そのスイングは崩れる。
難しい話だ。
バランスという単純な結論に向かう。更に言えば力むなという結論に辿り着く。
スイングの成功率をあげるのは単純だ。力んで失敗したとすれば 50% となる所を、例え失敗したとしても力まなければ 80% 程度に抑えてくれるだろう。余計な力はスイングの軌道を邪魔し、それが連鎖反応して次々に軌道を邪魔する。
もうコースに行く日が近付いている。今のスイングでどこまで通用するかを試される日が近付いている。その日を、やるだけの事はやったという気持ちで挑みたいものである。
例え頭が言葉を忘れても、体が思い出してくれるだろうと信じて。
どれだけの気付きがあろうと、それに意識を集中すると上手くいかない。唯ひとつの真理があってそれでスイングが成功するものでもない。
- 右膝が伸びきっては良いスイングにならない
- 左側の背中が起き上がっては良いスイングにならない
など、気付きは幾らか思い付くのだが、どれもこれもスイングの過程であって一部であって全て貫くとは言えない。
ひとつの気付きがスイングに占める割合は 5% も占めないだろう。だが、それを意識し過ぎて 5% であるものが 10% や 20% になると、そのスイングは崩れる。
難しい話だ。
バランスという単純な結論に向かう。更に言えば力むなという結論に辿り着く。
スイングの成功率をあげるのは単純だ。力んで失敗したとすれば 50% となる所を、例え失敗したとしても力まなければ 80% 程度に抑えてくれるだろう。余計な力はスイングの軌道を邪魔し、それが連鎖反応して次々に軌道を邪魔する。
もうコースに行く日が近付いている。今のスイングでどこまで通用するかを試される日が近付いている。その日を、やるだけの事はやったという気持ちで挑みたいものである。
例え頭が言葉を忘れても、体が思い出してくれるだろうと信じて。
2011年8月29日月曜日
練習場より 2011.08.29 - 高さ、頭、向心力、モーション
二つに分けて考える。これが前回の課題であった。土台となる下半身と砲台でなる上半身。土台となる下半身は大地に根を下すが如くどっしりと安定させ可能な限り微動だにしないようにする。
ここで重要なのはクラブとボールの距離を決めるのは下半身である事だ。下半身が上下に動かなければクラブは構えたのと同じ高さに戻ってくる。同じ位置に戻ってくる事が自在になればボールを思いっきり叩く事も軽く叩く事も簡単になる。
このボールとクラブの高さをスタンス時とヒット時で同じにするのは大切で下半身の土台を安定させるのはこれが目的である、と言っても差し支えない。
さてスイング中のクラブは重心とシャフトの関係からクラブを構えている時の角度よりも、より立とうとする。これはヘッドが下に下りようとしシャフトは上に上がろうとする為で、垂直に立とうとする力に逆らう動きをどうすれば良いだろうか。
ボールに当たる前にクラブは垂直になろうとするので、それを無碍に拒否する力をクラブに加えるのはクラブヘッドの動きを封じる事になるのでスイングの安定を崩しそうである。ヘッドには強力な遠心力が働いているので遠心力と対抗する逆向きの力が必要である。これをどこかで支えるいるはずだ。スイングの回転に対抗してバランスを取る力がどこかに必要である。
さて、スイングで頭を動かさない、というのは正しい話ではない。腰の高さを一定にする。土台が安定する。その結果、頭も(あまり)動かない、という方が適切である。頭を動かさないようにするのではない。頭が動かないのは結果であり原因ではない。
動かさない事ではなく、動かない方がスイングが強力なのである。何故強力になるかは説明できないけれど、頭がスイングの向心力の場所であるとか、テコの支点になっている可能性がある。頭が動くとテコの支点が崩れるから力が分散するのではないか。スイングは多くの力の合力なので、結果をどれか一つだけに帰結できない。
(ポーラのスイングにも物理的合理性はある)
でトップである。トップではクラブは停止する。いや停止するような気がする。そこで少しばかり反動をつける。またはトップでクラブが停止する前にスイングを開始するでもいい。するとヘッドとグリップは瞬間的に反対方向に動こうとするので、あたかもクラブヘッドが "しなる" 感覚でスイングできる。トップでクラブを停止させているのであれば、スイングの前に一度逆方向に押してから引けばよい。これはモーションを付ける動作だ。
モーションのある動きはボクシングでは敬遠される。打ちますよと宣言してからパンチを出しては相手は簡単に避けれるしカウンターも狙われる。肉食の恐竜も獲物を狙う前に雄叫びを上げながら走ったりはしない。無言で近付き一気に襲い掛かるはずなのだ。
(恐竜の特番見てたらゴジラと勘違いしてて腹立たしい)
幸いにしてゴルフは格闘技ではない。ゴルフを格闘技として描く映画も見てみたいが、我々のするゴルフではカウンターパンチは飛んでこない。逆に打ちますよと言ってから打つのが普通である。どれだけモーションを付けようが OK。
こうして "しなり" を感じてスイングを行うと何がよいのか。どのような効果があるのか。それは気持ちがいいのである。そのスイングは非常に気分がいい。テンポよくリズムいい。これは大変に大切な事なので、暫くはモーション付きのスイングで精進したいと考えている。
(ハイ、ではみなさん、テムポ正しく、握手をしませう)
ここで重要なのはクラブとボールの距離を決めるのは下半身である事だ。下半身が上下に動かなければクラブは構えたのと同じ高さに戻ってくる。同じ位置に戻ってくる事が自在になればボールを思いっきり叩く事も軽く叩く事も簡単になる。
このボールとクラブの高さをスタンス時とヒット時で同じにするのは大切で下半身の土台を安定させるのはこれが目的である、と言っても差し支えない。
さてスイング中のクラブは重心とシャフトの関係からクラブを構えている時の角度よりも、より立とうとする。これはヘッドが下に下りようとしシャフトは上に上がろうとする為で、垂直に立とうとする力に逆らう動きをどうすれば良いだろうか。
ボールに当たる前にクラブは垂直になろうとするので、それを無碍に拒否する力をクラブに加えるのはクラブヘッドの動きを封じる事になるのでスイングの安定を崩しそうである。ヘッドには強力な遠心力が働いているので遠心力と対抗する逆向きの力が必要である。これをどこかで支えるいるはずだ。スイングの回転に対抗してバランスを取る力がどこかに必要である。
さて、スイングで頭を動かさない、というのは正しい話ではない。腰の高さを一定にする。土台が安定する。その結果、頭も(あまり)動かない、という方が適切である。頭を動かさないようにするのではない。頭が動かないのは結果であり原因ではない。
動かさない事ではなく、動かない方がスイングが強力なのである。何故強力になるかは説明できないけれど、頭がスイングの向心力の場所であるとか、テコの支点になっている可能性がある。頭が動くとテコの支点が崩れるから力が分散するのではないか。スイングは多くの力の合力なので、結果をどれか一つだけに帰結できない。
(ポーラのスイングにも物理的合理性はある)
でトップである。トップではクラブは停止する。いや停止するような気がする。そこで少しばかり反動をつける。またはトップでクラブが停止する前にスイングを開始するでもいい。するとヘッドとグリップは瞬間的に反対方向に動こうとするので、あたかもクラブヘッドが "しなる" 感覚でスイングできる。トップでクラブを停止させているのであれば、スイングの前に一度逆方向に押してから引けばよい。これはモーションを付ける動作だ。
モーションのある動きはボクシングでは敬遠される。打ちますよと宣言してからパンチを出しては相手は簡単に避けれるしカウンターも狙われる。肉食の恐竜も獲物を狙う前に雄叫びを上げながら走ったりはしない。無言で近付き一気に襲い掛かるはずなのだ。
(恐竜の特番見てたらゴジラと勘違いしてて腹立たしい)
幸いにしてゴルフは格闘技ではない。ゴルフを格闘技として描く映画も見てみたいが、我々のするゴルフではカウンターパンチは飛んでこない。逆に打ちますよと言ってから打つのが普通である。どれだけモーションを付けようが OK。
こうして "しなり" を感じてスイングを行うと何がよいのか。どのような効果があるのか。それは気持ちがいいのである。そのスイングは非常に気分がいい。テンポよくリズムいい。これは大変に大切な事なので、暫くはモーション付きのスイングで精進したいと考えている。
(ハイ、ではみなさん、テムポ正しく、握手をしませう)
2011年8月25日木曜日
練習場より 2011.08.25 - 地球に串刺し
ゴルフクラブは重心がシャフトの延長線上にないため、軸が回転しようとするトルクが発生する物理的に特徴的な性質がある。スイングでは、クラブヘッドはボールに対して ○| の関係にある。○ がボールでその後ろに真っ直ぐにクラブヘッド | がある。このときクラブヘッドのネック (付け根) はより下に潜り込もうするしシャフトは垂直になろうとする。
スイングには規則がある。大きく下半身と上半身に分けて考える。これを土台と砲台に例えよう。土台がしっかりしていなければ、砲台は強引なスイングを実行できない。砲台が土台よりも強力であると土台が耐え切れず崩れてしまう。よってスイングのパワーは下半身によって決まる。
だからスイングは以下のような順序で入るべきだ。
土台の作り方は簡単だ。スタンスをとったら地面から棒が出てきて串刺しにしてもらえばいいのだ。食人族か地球におしりを突き刺された感じだ。突き出た棒で地球に固定されれば土台はしっかり固定される。この結合が崩れないように足で支えればよい。
食人族を見ながら友人とあそこがおかしいとか言ってたらきっと怖いんだねと女子に諭された。
スイングでは土台を作る手順を忘れることが多い。これが大変に重要である理由を以下に述べる。
スイングはスタンスを取りトップを作るのではない。スタンスを取り土台を決めてからトップを作るものなのである。
スイングには規則がある。大きく下半身と上半身に分けて考える。これを土台と砲台に例えよう。土台がしっかりしていなければ、砲台は強引なスイングを実行できない。砲台が土台よりも強力であると土台が耐え切れず崩れてしまう。よってスイングのパワーは下半身によって決まる。
だからスイングは以下のような順序で入るべきだ。
- 方向、距離を決める
- 土台を確定する
- 砲台が射撃する
土台の作り方は簡単だ。スタンスをとったら地面から棒が出てきて串刺しにしてもらえばいいのだ。食人族か地球におしりを突き刺された感じだ。突き出た棒で地球に固定されれば土台はしっかり固定される。この結合が崩れないように足で支えればよい。
食人族を見ながら友人とあそこがおかしいとか言ってたらきっと怖いんだねと女子に諭された。
スイングでは土台を作る手順を忘れることが多い。これが大変に重要である理由を以下に述べる。
- 土台をしっかりさせると極端なオーバースイングが起こせなくなる
- 土台をしっかりさせると力んだショットが飛ぶという幻想が軽くなる
- 土台をしっかりさせると上体の色んな打ち方が試しやすくなる
- 土台をしっかりさせると腰の抜き方などが試しやすくなる
- 土台をしっかりさせるとトップからスイングの切り替えしが楽になる
スイングはスタンスを取りトップを作るのではない。スタンスを取り土台を決めてからトップを作るものなのである。
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