クラブというのは、まっすぐなシャフトの端にヘッドが付いている。ヘッドはそれなりの重さを持っているのでシャフトの延長線上にクラブの重心はない。
クラブはL字型をしているので重心の位置がクラブシャフト軸延長線上からずれている。これがクラブのパワーを生み出す。またスイングに与える影響も大きい。野球のバットとゴルフクラブはボールを打つ似たような道具であるが重心で見る限り構造は大きく異なる。
ゴルフクラブの重心のずれはトップの位置では、体感的にクラブの先が"くの字"(正確には>向き)に感じられる。この頭の右上で感じられる"くの字"の上側がボールに当たる様にとスイングするのが感覚的なスイングだ。
更に、これを意識することで右腰の邪魔が起き難い事も分かった。ヘッドにある重心とシャフトの延長線の関係は、まるでプトレマイオスが唱えた周転円のようである。クラブヘッドはシャフトの周りを公転しながらボールまでの離心円上を軌跡する。クラブシャフトが公転軌道を巡りながらクラブヘッドという衛星がクラブ軸の周りを公転する。クラブシャフトをスイングプレーン、クラブヘッドの動きをトルクと言う。
ヘッドの重心は、シャフトから引っ張られており地球の重力をスイングバイのように使いながらヘッドはボールへ衝突する。ヘッドの重心の運動を感じながら軌道計算すれば、静止しているボールに垂直に当てることが出来る。
さて、これで、ゴルフの大三角形、二の腕による単純なスイング、そしてヘッドのくの字の3つが発見できたわけだが、これで良いのやら、悪いのやら。それは明日のコースで証明されるであろう。これらのシステムが明日のコースで検証されるわけである。ハッブルが銀河を見つけたように、明日、ゴルフ場で、僕も星を観測するのだ。そう、勝ち星という名前の星を!
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