2009年10月28日水曜日

練習場より 2009/10/28 - 腕を畳む

長い長い拉致(仕事)から解放されて、今やゴルフと囲碁だけが楽しみというこの一ヶ月。失敗プロジェクトの研究をしようと試みたがまだ形にできない。

それと比べてゴルフのほうが84というスコアまで出ちゃうくらい何かがおかしい。何か仕事でキツイ事があるとゴルフが上手くなるという法則でもあるのかしら。


いずれにしろ、ゴルフのスィングがいいように発酵されて良い感じ。疲れちゃってて力が抜けているのが良い感じなのだろう。

さて、スィングとは腕のたたみ方。

上体の固定、腕が上下の円運動に対して体幹は左右方向の回転、この調和、脳の解釈と体の動きの間の時間差ギャップの調節、色々とあるが、取り敢えずフィニッシュをかっちょよくすると良い感じかも。

それでもフックの多発、スライスの発現と悩みはまだまだ尽きません。

2009年7月28日火曜日

練習場より 2009/07/28 - グリップと手のひら

人は、みな、体型はもとより、筋量、質も違えば、骨の長さも違う、関節の開き具合も違えば、重心位置も異なる、だから、これから書く事はあくまでも個人の話であり全ての人に通ずるとは限らない。

さて、ゴルフクラブを振り続けているとグリップと手の関係に思い至る時が来る。例えば汗で滑り始めるとグリップをどうすればいいかを考えだす訳だ。

僕の場合は、右手の手のひらだった。ゴルフクラブのグリップで一番重要なのは、この手のひら。ここがゴルフクラブを操作する主体である、と思い立った訳だ。

この手のひらでゴルフクラブを操るという感覚はつい最近気付いたのだが、このお陰で良くなったと思う。勿論、操作する主体が手のひらであるかは人により違うと思う。だが、もう少しクリップへの意識を高めてもいいのではないか、と言うのはある。

さて、スィングの時、肩甲骨の上あたりが一つの中心となってスィングを進めることになる。とくにインパクトをスムーズに抜くためには、ここがとても大切な様だ。

大きく体が揺れるほうが良いわけでない。ただヘッドをなるべくまっすぐにする為には、スィングの円弧は大きいほうがいい。小さい円は軌道が曲がりやすい。その中でヘッドが最大スピードを出すため重要なのは加速する要因を増やすのではなく減速する原因を取り除く事だ。

2009年7月4日土曜日

GOLF 2009/07/04 - チャンレンジとは

今回のゴルフはメンバが足りずに3人。前回、良いスコアだったので今回もと期待して行った。前回の反省を生かして午前と午後で着替える着替えの服も持って行った。しかし、結果は悪い。Par5で10と11を叩いてしまった。それらがParだったなら86だったのに。

11打。

1打目をドライバーでラフに。ここでアイアンにすれば良かったのに4W。少し深めのラフにボールが潜っていたのに4W。僕らは金を獲得するためにゴルフをするプロじゃない、金を払ってやっているんだからチャレンジくらいさせろよ、というわけでチョロ。

金払ってチャレンジしてるんだから、難しいショットはもっとちゃんとしなさいよ、と反省。

何が難しいのか、だからどうすればよいのか、スィングでは何を気をつけるべきか、それは成功しそうなのか、失敗しそうなのか、失敗したらどうなるのか。失敗する事をチャレンジと呼ぶのは、そろそろやめるべきだ。

で3打目も4W。残り130yくらい、こっからが凄いぞ。

4打目、グリーン横へ。
5打目、SWでバンカーへ。
6打目、SWでバンカーからバンカーへ(チョロ)。
7打目、SWでバンカーからアウト。
8打目、パターでグリーンオン(ナイスオンです~)。
ここから3パット、合計11打。


さて次のPar5, 10打。一打目はドライバで木に当たり池越えの位置に跳ねる、これが45度くらいの前足下がりの斜面、スキー場なら上級者コース。6Iで果敢にチャレンジするも池へ。4打目で池を越える。5打目、斜面ラフ。残り100y。

6打目、グリーン横。
7打目、SWでアプローチしたらトップ。
8打目、グリーンオン。
そこから2パット、合計10打。

やはり、練習場では経験できないラフからのアプローチ、つま先下がりのトラブル。それらへの対応が出来てない応用力のなさ。金を払ってやるゴルファーとはいえ、もう少しちゃんとやりなさいよ、と言いたい。

難しいショット、チャレンジすべきショットには、幾つもの自問自答があってしかるべき。それさえ怠っているチャレンジを、どうしてチャレンジと認められようか。

ちなみにスコアとしては2つのパーディもあって少しだけ良かった。

2009年6月24日水曜日

練習場より 2009/06/24 - グリップ

ゴルフクラブのスィングでは、ヘッドの運動というのが最終的な要であってこのヘッドの動きを意識する必要がある。

かの岡本綾子曰く「フェイスとボールの間の芝の本数までわかった」と。

かように意識をヘッドにおくものだがなかなか難しい。

ヘッドは高速で移動するため、それを上手に把握するのは難しい。

しかし、物理とは良くできたものでクラブの反対側。

グリップ。

このグリップ側の動きは、ヘッドと比べれば非常に低速である。

この低速な側を観測する事で、高速に移動するヘッド側の動作もある程度は捕捉できるのである。

グリップ側から流れだし、ボールにミートする直前にヘッドがグリップを追い抜くという感じ。

感じとしては野球のバッティングにそこは同じ。

2009年6月19日金曜日

練習場より 2009/06/19 - フィニッシュ

フィニッシュってのは、スィングの採点表と言う人もあり、自然に取れる形だという人もいる。ま、プロになるくらいの才能ある人はそーでなくちゃいけない。しかーし。

そんな才能にも恵まれず、わかっちゃいるどけ飛ばしたい凡人であるならばフィニッシュは狙ってその形を作るしかない。乃ちゴルフスィングとは、フィニッシュを形づくるためにするものだ、くらい言ってもいい。

物理的に見れば、フィニッシュには価値がない。ボールが飛んでいった後だもの、終った跡の形なんて、なんの関係があるだろう。どんな形であろうともボールは既に飛んで行ったのだ。

ボールに当たるまでが勝負であり、そのあと左だろうが、右だろうが、上だろうが、下の芝を削り取ろうが、本来は関係ないはずだ。しかし、スィングがヘッドの移動で形成される物理運動の連続体だからボールが飛んだ後の形も連続するスィングの一部として捕えればスィングに関係していない訳がない。

飛ばしたいだけであれば関係ないかも知れないが、方向をきちんと制御したいのであればフィニッシュを含めてのスイングとした方がいいようだ。

例えば10cmの線を引くとしよう。1cmずつ線を引けば恐らくまっすぐな線は引けない。終点に点を打ち、始点と終点を結ぶようにさっと線を引けばその軌跡はわりと真っ直ぐな直線となるだろう。フィニッシュを形作るショットというのもこれに同じで、ボールを安定させたければ、そういうショットの方がいいんじゃないか?

天才はテストのための勉強などしなくとも良い点を取る事ができる。しかし凡才はテストのための勉強をしてみるのもいいだろう。トップをしっかり作った後に、フィニッシュまでのイメージでスィングする。これによって重心の安定やボールの安定を得る事ができそうだ。

飛距離は犠牲になるかも知れない。友人に飛距離で負けるのは悔しいかも知れないが、スコアで負けるのはもっと悔しい事ではないか。

2009年6月13日土曜日

GOLF 2009/06/13 - あと一歩及ばす、天は我を見放したり

練習を続けているとスィングが身につく。

スィングは不思議なものでドライバーからパットまで同じフィーリングを感じさせてくれる。もちろん、クラブの特性が違うので同じスィングのはずがない。フェイス角度もインパクトの大きさもシャフトの長さもスィングスピードも違ってくるからだ。

練習で培った真理ってのが体に染みけばどのクラブも同じように振ってゆけるはずだ。これは幻想に過ぎぬかも知れぬが。

さて、そんなこんなで前半42。ハーフのスコア自己タイであるが、この前半の見所は、バーディチャンスが2つあったこと。こんな展開は初めてで自分でも驚いた。しかし、既に奇跡のようなパットでバーディをもらっている僕としてはこれ以上を望んではバチがあたりそう。結局これをものにはできなかった。そう思わなければ欲が出てゴルフを崩しそうだったんだ。

さて、今回の敗因は三つある。

一つは神様から見放された事。もう一つは練習不足。スィングを自分のものとして体得していないこと。最後の一つは昼休憩だ。

前から昼ご飯を食べるのはよくない、とかビールがイカン、という経験測はあった。ご飯を食べる体内の質量が増えて重心位置が変わるからスィングに影響するのは自明の事だ。ビールも酔うので、いかんと思っていた。

しかし、そーではない。断じて、そういう物理的な話ではない。一番の問題はメンタルなのだ。一つは、それまでの調子良さがリセットされる事。意識の中の集中力の部分が途切れる事。体が休憩状態に入るため再び動き始めるのにタイムロスが発生する事だ。

そしてもう一つが無意識下にある野心がふつふつと顔を出し始める事。欲を持つというか、野心を持つというのはこれを人は抑え切れない。しかも、それは体の動きを崩す。これはどーしようもない。練習して身に付けた体感したスィングの完成度だけがこれからの失敗を防ぐ術なのだが。。。

ひとまず大切なのは昼休憩からの復活の方法だ。プロでも雨の中断後とかに崩れる事があるという。アマと比べちゃならぬのは百も千も万も億も兆承知だがそこは鬼門という事で。囲碁のプロでも昼休憩や封じ手の時などに長い中断がある。そういうときには、囲碁の事など考えない、という。

中断からの復帰は難しい、メンタル、フィジカル両面からのそれを作らねばいかん。取り敢えず体の復帰は体を動かすしかない。それには、練習しておくか、最初のホールをそれに当てることとしたい。また、汗でぬれた服を着替えることでリフレッシュするのもいいかも知れない。

もう一つの野心はどうすればよいだろうか?これは、早い話が集中力、または無心な状態、を取り戻せばいいのだが、難しい、これは難しい。だが。。。仕事には集中力を望んでいないのに、ゴルフには集中力が必要なのだろうか?そんな結論になるんだろうか?いやいや、なんともかんとも違う気もする。

兎も角、後半はパーは0個の48。
目標の80台は夢と終わった。

最後のホールでボールが左横のラフへ。そこからのアプローチはショート。次のパットもショート。これだけのミスすれば、取れなくて当たり前だ、とその日の夜遅くに納得した。

例えばパー4であれば、失敗を取り返すチャンスは3回もある。その3回ともを失敗すれば、パーは取れないが。パーが取れないというのは、1回のミスでそうなるわけではない。全部で4回もミスをしたんだと、そう思いたい。囲碁では勝負での一目差ってのはすごく大きなな差で三分の一目の価値とかって言っている人からすれば、一目差ってのは3つ分の価値になるわけで、ゴルフでは最低単位が1打なので本当は3打くらいの差ってのが圧倒的な差なんだろう、と思ったりする。

80台ってのは87からって気がしていて、89,88なんてのは青二才って笑われるかもしれない。

2009年6月9日火曜日

練習場より 2009/06/09 - クラブのパワーは体の力を凌駕する

練習を続けて半年になり候。その間、いろいろな気づきこれあり候。されど道すすみ過ぐれば崖に落ちることあり。

ゴルフの練習を半年も続けていれば上手くなったと思うでしょう?そう、二週間前までは自分でも上手くなったと自負していましたYo。But、Bad。

ゴルフスィングでは、ゴルフクラブが巨大なエネルギーをボールに伝えます。この巨大なエネルギーは、人間の体が生み出すものですが、クラブヘッドがボールに与えるエネルギーは人間が筋肉で出す事の出来る力を遙かに凌駕しています。これは筋肉が出した以上の運動をクラブヘッドが行っているという事になります。

例えば、弓矢を放つものは、弦を引きますが、最後に指から離します。最後まで弦を持ったまま弓矢を放つものはいません。これは、弦が戻る時に出る速さや力は人間の持つ力を遥かに凌駕しているからなのです。弓であれば弦が持つ収縮する力とか、ゴルフクラブであれば、ヘッドの重さと向心力、あと重力とかが人間の力を遥かに超えた加速を与えているのです。

さて、バックスィングの基礎は、背中と右腕にありと思い込み、右腕の肩甲骨を開くようにしてトップの形を作ってみたのですがが、これが非常にしっくりして打ちやすいと感じています。所がこのトップだとボールがとにかく左に曲がる。次のコースでは、おそらくドボンだ。池にも山にもドボンする。まず、間違いない。何かがおかしい。

あと4日で矯正できなければ。

2009年5月23日土曜日

GOLF 2009/05/23 - 練習は嘘をつく

ゴルフの練習場にて1日に3から5かご。球数にして、150~250程度だろうか。コースでは100前後で打数では断然少ない。しかし、疲労度はコースのほうが断然である。

足の疲れは歩くから妥当だと思うが、まずは手の指の節々が痛くなる。背中の疲れも激しい。ショットを緊張しまくって打っているからだろうか?もうひとつ、足場が練習場よりも柔らかいということもあるだろう。

練習場の何割がコースで出せるのか、これが難しい。俺は練習場ではタイガーウッズにだって負けないぜ、と思っているゴルファーは星の数ほどいるに違いない(タイガーの練習を見ていないから言えるんだけど)。

さて、そんな話はほっといて、

今回は、幾つかの許せないショットと、満足のいくものがあった。

満足したのは、バーディを狙ってパーとなった最終ホール。二打目を失敗したが池越えの三打目は満足いくショットだった。後ろから見ていたKが方向が違うとありがたいアドバイスをしてくれたがこれを聞くわけにはいかなかった。

感覚的にこれでよい、というのがあったため、アドバイスを聞いて、感覚よりも左を向いた場合、ショットの瞬間に無意識の補正が働くほうが怖い。自分の感覚を信じて打ったショットはしかし狙った方向よりも右側に出てしまい2パットという結果に終わった。

アドバイスを聞いていれば、1パット圏内に打てた可能性はある。と同時に無意識の補正がショットが崩してしまう可能性もある。結果論で言えば、満足のいくショットなのでよしである。普段からアドバイスされるのに慣れていて補正が上手くできるなら話も別だった気はするが、よいのだ。Thanks K!

さて、その他の満足いくショットは、ラフでの6番アイアン。足場の悪い所でのショットだったがスィングはよくできた。結果もグリーン方向をとらえていて悪くない。

満足いかないのは4番ウッド。このクラブは、軽くてなかなかよいクラブなのだが鬼門と言っても良いほどミス連発だ。しかも練習場では200yオーバするくらいのがショットが打てるのだからたまらない。練習場のイメージで打ってまともな結果に終わった試しがない。自信をもってそんな結果だから嫌になってしまう。

原因の一つには朝の練習不足がある。アイアンならば打てる状態でも4番ウッドを打つ感覚が目覚めてくれてないわけだ。勿論、フォームがきちんと身についていない事が前提であるのだが。

もう一つが、このクラブがクソである可能性である。ここまでミスするのなら、俺が悪いんじゃない、クラブがクズなのだと思った方が気は楽だ。

バンカーショットなんかは、練習してないから、どれくらい飛ぶかのイメージがない。だから、弱めに打っているような気がする。この辺り、自信を持って打てるようにしないといけないんだろう。

さて、今回も4人での楽しいゴルフだった。

それぞれ各人のレビューもしておく。

K:こいつは距離感の天才だな。とくにアプローチとかパターのな。ま、おれより上手いのは判っている。練習の虫になってこいつを打ち破るのだ。

IT:この方、スコアをまとめるのが上手い。バンカーばかり打ってるな、と思ってたら気付いたらちゃっかりの位置をキープ。

岩茶:とにかく4UTがよい。このクラブがよい原因を探求したいくらいだ。ショートコースで一人だけオンさせたのが圧巻か。

まとめ:一打一打での集中。パッティングのとき、みんなが沈黙している瞬間は面白いな。

もうすこし同伴者のショットを観察しよう。

2009年4月15日水曜日

練習場より 2009/04/15 - ヤード

1ヤードは0.9144メートルです。ですからヤードをメートルに変換するには、n * 0.9144 の式で求まります。簡単にするなら9割でもいいです。n - ( n * 0.1) の式で求まります。

100ヤード : 91.5m (90m)
200ヤード : 183m (180m)
300ヤード : 274m (270m)
400ヤード : 366m (369m)
500ヤード : 457m (550m)

逆算は以下の式で十分でしょう ( n + (n * 0.1) )。

ヤードはヤード・ポンド法と呼ばれる単位系です。
1マイル=1760ヤード(160km)
1ハロン=220ヤード(201m)
1チェーン=22ヤード(20m)
1ポール=5.5ヤード(5m)
1ヤード=(90cm)
1フィート=0.3ヤード(30.48cm)
12インチ(2.54cm)=1フィート

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島のセンターまでが122mなので、133ヤード。
ま、8か9番くらいの距離ですね。

カーナビの案内で良く使われる距離なら
300mは、328ヤード(par 4)
700mは、640ヤード(par 5)

戦艦大和の全長は263mなので287ヤード。
両側に池が続くアップダウンの激しい起伏に富んだ短いパー4のコースです。

原子力空母は333mなので364yard。
ここは両端池の平坦なパー4です。

新幹線の一両は、25mなので27ヤード。
この距離はアプローチってやつですね。
新幹線4両で約100ヤード。PWか9番です。

16両の車両ですと、編成長が404.7m、442yard。
狭いフェアウェイが続くパー5。

乗り物ゴルフコースシリーズってのも面白いかも。本日ラウンドするコースには空母をご用意いたしました、しかもスペシャルデイにつき、艦載機全乗せ、40ノット航行中と言う最高にエキサイティングなコンディションでございます、とか。


ゴルフではヤードで距離を言うので、100ヤードと言われても実はピンと来ない。でも90mと言われれば、徒競走などである程度は知った距離だけに何となく分かった気がする。ゴルフで使われる単位がヤードからメートルになるだけでスコアはあがったりするんじゃないかな?

2009年4月3日金曜日

GOLF 2009/04/03 - 5×9

ゴルフしていてハタと思った。

ハーフは9ホール、1ホールを5で上がれば全部で45になるじゃないか。

パーの組み合わせは3,4,5からの二つの任意重複組合せであり6通りある。パー数の組み合わせは、6,7,8,9,10。それで兎に角10になればいい。

パー5を5であがるのはしんどいけど、二つのホールの合計が10であればなんとか出来そうな気がしてくる。

これならスコア計算も楽だし状況把握も簡単。1ホール毎に10との差を計算すればいいのだし、何が肝要かも把握しやすい。毎ホール、5を超えた数だけをカウントしておけばいい。パーでのオーバを計算するよりも気は楽だし余裕もある感じだ。

5×9ってのはアマチュアにとってのパーである規定すれば、これはなかなか良いかもしれない、と一人思った。

2009年3月16日月曜日

GOLF 2009/03/16 - 冬のボールはなぜ飛ばないのか

岩さんと今回行ったゴルフの話になりました。

その日は150yの距離を出そうとしても130y程度しか飛ばない。

何故だろうと聞いたところ、雨が関係するだろうとの事だった。

雨の日はキャリーだけでランが出ないし、それはあるかもしれないと思っていたが、更には、冬のボールが飛ばない、ボールを温めておくと良い、という話を聞いたことがある、との事。ボールの飛距離が、色々な条件に影響するとして、温度から影響を受けるのか?それはどういうメカニズムか、はなはだ疑問を感じる。

勿論、-200℃に凍らせたゴルフボールを打ったら砕けて散るだろうから、全く影響がないとは言えない。風は、向かい風、追い風で影響する。光じゃないんだから影響する。雨に濡れるとボールに付いた水滴が空気抵抗に影響を与えスピン量を変える。これらは想像しやすく納得が得られやすい。

ある計測によれば降雨により5%程度の違いがあるそうだ。

スィングのスピードがボールの初速、スピン量に変換され、これが空気抵抗と関係し飛距離に影響する。地面に落ちるボールはスピードやスピン、当たる角度により地面との摩擦が変わり転がりに影響する。

温度の違いというのも例えばゴムの弾力であるとか、ゴルフボール表面の弾力として関係する。


ただし、同じ条件で打っても常に同じ飛距離になる訳ではない。色々な条件のうち、どのファクタが一番影響が強い要素であろうか、その大きい所から順に手を打っていくべきだろうと考えるのです。

150y飛ばなかったのを雨のせいにするのは少しだけ納得できます、温度のせいにするのはあまり納得できません。それよりも自分の打ち方が悪かったのだとする方が非常に納得できます。

同様に、スコアが悪いのは、朝練習していなかった、には少し納得、雨が降っていたからには納得できず、自分が下手だったからには非常に納得できるのです。

2009年3月11日水曜日

GOLF 2009/03/11 - アニカについて

アニカって人がいるんです。

この人、知らない人には全く知られていない人ですけど

ある世界ではとっても有名な人で、

知らない人はもぐりです。

そのアニカがですね、ウッドってのは、すべらしゃいいから簡単よ、なんて言うんです。

本にもそう書いてあります。

が。

ええ、でも今日、はっきりとわかりました。

ウッドってのはね、難しいんです。

とびっきり難しいんですよ。

まったく!

世界のトップレベルの人が言う”簡単”を、簡単だなんて信じたこっちが馬鹿でした。

2009年3月10日火曜日

GOLF 2009/03/10 - こんなスイングをしてみたい

スィングをすれば、ボールが空気を切り裂き、空の雲が割れ、その間から宇宙が見えるようなドライバーショット。

打ったボールの、あまりの衝撃にフェアウェイの芝が200ヤードに渡って剥がれ、池の水がそこに流れ込んでくるようなフェアウェイウッド。

林に打ちこんだボールは林を薙ぎ倒し木々を摩擦熱で黒焦げにする。

ラフのボールを打てば、周りの木々は風圧で倒れ、木々をぶち抜いて飛んでゆく。竜巻が起き折れた枝々は空へと巻き上がる。ボールにぶち抜かれた木は砕け散り木の葉が火の輪となって人を襲う、そんなアイアンショット。

ボールがバンカーに落ちるとあまりの衝撃でクレータができマグマが吹き出して来る。

バンカーのボールを打てば、砂が空にまで巻き上がり、辺り一面が暗くなり地球が寒冷化してゆく、高く上がったボールが落ちてきてそこにクレータを作ってしまう、そんなバンカーショット。

アプローチは、遠くにある山にボールが当たりその跳ね返しでグリーンオンさせよう。
そのとき、グリーンはカップだけ残して荒地となるだろう。

そんなゴルフをしてみたいじゃないか。

2009年2月17日火曜日

GOLF 2009/02/17 - アプローチはかく語りき

プロならばドライバでも打ち方を使い分けよりベターな選択をするだろう。
よりベターがベストではないとしても、より良い勝負の為の選択が出来るだろう。

それと比べてこっちには打ち方なんて一つもないんだから、あの辺へ、と打つだけ。

ウッドも同じ、失敗しなければ合格。

アイアンは打った感触さえよければそれで良し。

このあたりは、前へ、前への進軍。

後退や停滞さえしなければすわ合格。

それでも、アプローチとなると前進が停滞する。

前へ前への進軍はここまで、ここからは攻略がものを言う。

クラブも増えてきて選択肢が増える。
落としてから転がすか、高くあげて止めるか、最初から転がすか。
クラブだけでもピッチ、アプローチ、パターと3つある。

距離ぴったしで停めるならカップインは難しい。

カップインを狙うなら転がす方が可能性は高い。

転がしは一次元、上げは二次元の攻略だ。

いずれもグリーンのうねり、傾斜、芝目、風、誘惑、緊張、焦燥。

読みにくい傾斜を飛び越してから転がすのもよし。

これが自由自在ならプロとも互角。

で、こっからが大切。

3次元の任意のある点から、別の点に行くためには3つの軸が必要である。

距離感、力加減、そして決断。

ショートには、必ずささやきがある。
それ強すぎない?

強すぎる事を怖れるのは弱すぎる事を怖れるよりも強い。それは本能のように囁く。何故なら弱すぎるなら取り返しがつくと思っているからだ、強すぎては取り返しがつかないと信じているのだ。これは何の根拠もない思い込みだ。強すぎても引き返せばいい、どちらも同じ失敗ならば、どちらでも取り返しは効く。引き返す事は、歩みが遅くなる事よりも致命的な失敗だと、どうやら信じているらしい。追い越すくらいならぴったりと付ける事が出来たはずだ、という思い込みがどこかにあるらしい。

打ち始める時のこの本能の声に、誰もが誘惑に落ちる淑女のようにあっけなく同意する。勝利の女神は後ろから誘惑する、追い抜こうとする勝利の女神を怖れる事はない、好きなだけ追い抜かせればいい、それから追いかければいいのだ。

強すぎるかも知れないと、どこかにあったならそれは腕、肩、背中、足、体中の神経に伝達され軌道を弱めようと無意識に働く。

コントロールとは原則、減速で行う。と言う事はスイングに入ってからコントロールしようとするならば、それは必ずブレーキとして働くと言う事だ。これは必ずスイングの軌道を蛇行させる。ある距離で停止しようとするならば、力は距離を少しでも長くしようと動くからだ。

力の加減がスイング途中に弱められると仮に力加減が調度であったとしても方向に狂いが出る。そしてアプローチは距離よりも方向をより重視する。

だから、スイングで一度決めた力は、決して緩めてはいけない。悩みたければスタンスに入る前にしておくべきだ。スイングは信念で打つ。兵力の集中だ。

打つ前に決めておく。方向と距離感。

間違えてもいい、決めた通りに打てたかだけが重要だ。

練習で身に付けるのは2~3種類の距離でいい。30と50ヤードを練習をしたのなら、それ以外の距離でもこの距離で打つべきだ。それ以外の距離をコース上で編み出さない方がいい。

距離が40ヤードなら30で打ち、10は残すべきだ。距離が20なら30の3分の2で打とうとするのではなく、そのクラブの選択を止め、別のクラブ、例えば、パターを選ぶ。でなければ30ヤードで打つべきだ。

パターだけは色々な距離に適用せねばならぬクラブだ。パット練習では最小と最大の距離は把握しておきたい。

もし練習していて体のどこかが痛くなるようならそれは力の逃がし方が誤っている。体の中の力の流れのどこかで堤防のように力を受けている場所がある。ということは、スィングのどこかでブレーキをかけている。痛いと言う事は車のブレーキを踏んだらブレーキディスクが擦り減るのと同じ現象だ。

2009年1月24日土曜日

GOLF 2009/01/24 - 心にいつもタイガーを

君の心にタイガーはいるか?
いないなら、それでもいい。
しかし、いるのなら気をつけておけ。
君にはタイガーのようなゴルフはできない。


さて、最近はスィングもほぼ安定したと言うか、このあたりでいいやと言うか、完成版に近づいていると言うか、そんな感じで、雰囲気を言えば、やっとゴルフの入り口に立って扉を開けたかな、という感じだ。

だいたい、あのあたりに打つというのがアイアンで20ヤード誤差で、文句ない。ドライバーだって距離を求めずかる~く、そうアニカ風に打てば良い感じ。でもスコアは伸び悩み。

この原因は、パターとか、アプローチあたりにあると思われる。

いくつかの修正可能なミスで2~3打、残りは練習して訂正する類いだ。

例えば、残り140ヤードのグリーンがある。グリーンの近くにはバンカーがあり、それが自分の打つ方向線上にある。

すると、130ヤードから150ヤード程度のショットをしないとバンカーの前、バンカーの中、グリーンの奥のいずれかに行くことになる。更に左右も考慮に入れれば大きく9個のエリアが待ち構えている。このうち、奥の左右というのは距離が最も長いだけあって行きにくい。近場のどこに落ちる可能性が高いか、というのは当日のクセなどにより変わる。

140ヤードに絶対の自信があるなら、グリーンを狙ってもいいかも知れない。バンカーを苦にしないなら、どーとでも打てばよろしい。人の打ち様から自分ならどうするかを考えるのはとてもいい訓練になる。

さて、そうはいってもKの奴、ドライバの飛距離が伸びてきている。打ち込み系のスィングに変えたらしい。これに対して我が軍のドライバで対抗できるのか、甘い予断は許されない。天才であるKは、どうとでもしてくるだろうがこちらは練習で対応するしかない。それでももう少しで感じのいいゴルフになるんじゃないかな。