2015年7月17日金曜日

練習場より 2015.07.17号 - 手首の角度か

左手の手首の角度を固定する。

そうすると右手の握りが自然と強くなる。何故そうなるかは分からないがそういう体の働きのようである。

右手の握りが強いのは良いと思える。しかし手の握りを強くすると、往々にして、肘が曲がったり、肩の動きが制限される。これは緊張している筋肉は棒のように固形化してしまうからだ。

何も力が入っていないが、インパクトの時に右手がきちんと強く握られるのは重要と思われる。

それには左手が重要であって、左手は強く握らなくても良いような気がする。左手首の角度によって自然と腕もその方向に動く。この動きには注意が必要そうだ。

手首を固定しておくと結局は背中の筋肉が働かなければならなくなる。背中の筋肉に新しい緊張を強いるならスイングにも影響するだろう。恐らく体全体の動きにも影響するだろう。

何れにしろ、ボールのインパクトで強く握るようスイングで手首を固定する動きには更なる研究が必要そうだ。

ドライバーはとても難しい。どうして難しいかを考えても分からない。ただ難しい事だけがはっきりしている。

もしドライバーが150ヤード飛ぶだけで良いのなら、恐らく悩みなど生まれない。それならドライバーを使う事もないが。

ドライバーの特徴はシャフトの長さ、ヘッドの大きさにある。これらの特徴は人間が扱える限界に近いはずだ。取り扱える限界に近いという事は、それだけ制御できなくなる危険性も高いのである。つまりあふれそうなコップの水だ。

クラブヘッドを早くするために回転半径を伸ばすというのは合理的なアプローチだと思う。しかし、それがしなりを大きくするし、バランスも難しくする。

逆に言えば、上手く振らないと飛ばないクラブという事になる。

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