スイングプレーンは、クラブのスイング軌跡を円とし、体を軸に見立て、クラブヘッドが面上を移動すると考える。スイングプレーンを二次元の平面と考えるのは理解しやすいが、実際に三次元の空間をクラブが二次元の平面上で動いているかは分からない。
クラブヘッドは円軌道ではないと思う。体の右から体を横切って左に移動する。ボールの位置まで下がりそこから上昇する。上から下へ、下から上へ。
トップに位置付ける時、クラブは背中を「(」の字にする様にのけ反らせる。これは横の捻転というより縦の捻転と思う。円と言うよりも、どちらかと言えば松葉ぼうろのお菓子の様である。これは8の字である。
松葉ぼうろは足を組み、長い線が両端で交わった形をしている。この形のようにトップまでのクラブの軌跡は8の字のようになる。縦に長く横幅の短い8の字。そういうイメージだ。
スタンスを構える。クラブヘッドが右(後方)に動く。体とクラブの軌跡が8の字。体のすぐ近くを横切り、クラブは後ろではなく、上に伸びてゆくイメージ。
8の字の軌跡により、トップで構えたクラブと体の間には捻転にも似た緊張関係が生まれる。そこにある力が瞬発力となってスイングの開始力となる。
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