日本の家屋は柱をもって構造を支える。
一方で壁をもって構造を支える家屋もある。
ゴルフに於いても支えるものがある。柱で例えたのだから其れは背骨と思うだろうが、実際は背中全体の筋肉で支えている。どちらかと言えば、柱というよりも壁で支えている。
この壁が途中で折れたり傾いたりするとスイングは倒壊した家となる。ツーバイフォー工法で建てた家は地震に強いそうである。つまり、スイングの途中でゆらゆら揺れてもスイングは出来てしまうのだ。結果を問わなければ。
背中を壁として働かすのであれば、固定された壁としての背中と腕という可動域は上手に折り合う必要がある。そうしないと腕は壁に当たりに行く事になる。
自動車で自分の家の壁に向って突っ込むのが愚かな様に、スイングで自分の腕が自分の体にぶつかっているようでは力が失われるだけでなく体を壊してしまう原因になる。この背中が壁のように上半身を支えていることは意識してもよいと思う。
これがぐらつかない様にトップを形作り、クラブのスイング軌道に対してこれが邪魔にならないように体を振舞う。
0 件のコメント:
コメントを投稿