見つけた
何を、スイングを
体と一体となるスイングが
手首の角度も
左腕のスムーズさも
それらの原点である骨盤を
スイングの真理よ、かたく守れ
ゴルフの神の同意から
月並みなスイングの場所から
お前は解放されて
飛んでゆくんだ・・・
(間違いは星の数だけあるだろう)
というわけで何度も何度も見つけては消し、消しては見つけるのがスイングというものです。これまで書いてきたことが全て間違いとは言えないのだけれど他の考えに吸収されたりその過程で重複したものもあります。
今回僕が見つけたのはスイングの中心点の動きです。
この動きが全ての 80% を支えているように思えます。安定性、パワーを生み出すのにこの動きが重要と思えます。ある場所の位置とか力の入れ方よりももっと大切なもの、「動き」というものがあるのです。
ある場所を動きの中心として全てが回るという感じになります。これをスイングの天動説と呼んでもらっても構いません。
しかしこれを言葉で説明するのは難しい。強いて言えばそれはスイング中の加速を支える力のようなものです。トップを作る時に体の重心は右側に掛かります。このとき右膝は左膝よりも体の前に出ます。ダウンスイングにより重心は右側から左側に移りますが、このとき体を回してパワーを作るのではないのです。
体の表層にある筋肉を使っても大したパワーは出ません。それは最初の始動の時に使う力です。雰囲気として、右に乗っている力が、左側に移る感じなのです。だけど体重や重心を移す力を使っているのではないのです。
右の骨盤から左の骨盤に移す感じなのです、右足が出ているのが引っ込んで左足が出るという感じなのです、右鼠蹊(そけい)部から左鼠蹊部に移るという感じなのです。
これが全てのスイングで共通する運動の原理みたいに感じられます。腰を入れるとはこの事か、と思います。けれど、腰じゃないんですよね、骨盤の中の動きです。骨盤の中で力が右から左に当たるという感じなのです。何となくですけど大腰筋を使うという感じです。
回転でも捻転でもなく、移動、というのが感覚としては近いです。それが体の中で行われる感じ。この移動が安定に貢献する理由は、ダウンスイングからヒットするまで体幹が安定しているからです。
スイング中の力が全て、骨盤の上に乗っているのです。だから安定する。安定すればパワーが付く。今まではここが不安定だったのです。不安定だからパワーが逃げて行く。力が逃げればバランスが崩れます。ダウン中の力を支えられればスイングは加速します。しっかりと固定されているので上半身が少しくらい乱れても影響されません。
骨盤の中で動くという感じですが、スイングの最期の方は、左側の骨盤に乗る感じになります。右から左側へ移すという感じで、左骨盤の内側に当たってそこで完了するのです。左骨盤に乗る、という体の動きは、自転車に乗れるようになるのと同じくらい自然に体が覚えるべきエッセンスじゃないかと思われます。どうして今まであんな不安定さの中でスイングが出来ていたのか不思議な気がします。
まあ次のゴルフではみんなびっくりするでしょう。そのスイングの代わり様に!! そして僕のスコアにね!!!(←これはウソ)
この動きが面白くてそれを体に覚えさせたくて楽しい練習場通いですよ。
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