- グリップ
- ネック
- ヘッドの重心
その独特の形状からヘッドの重心が最も関心を集めるのだが、クラブという構造を見たとき、力を与える場所は、グリップである。重力を最も受けるのはヘッドの重心である。
そして、もっとも人間がその運動を意識できるのがネックである。ヘッドの重心に意識を持つことが誤りの元であるように思う。ネックを意識すべきだと思う。何故なら、結果的にボールに力を伝えるのがヘッドだとすれば、もっとも安定して運動しているのはネックである。
クラブの重心が、シャフトの延長線上から外れている点がゴルフクラブのユニークさだと思う。この対称性のなさがゴルフクラブの独自性であり、重心の位置と運動の中心となるネックが違う軸線上にあることが、トルクを生み出す。
スイングで最も人間が意識するのはネックの振る舞いであって、グリップとネックとの間に働く力と比べれば、ヘッドの重心など、付随するおまけのようなものである。その運動の大部分はシャフトが生み出しているのであって、クラブヘッドは重りに過ぎない。
グリップとネックの運動を感得できるようになれば、恐らくスイングは変わるんだろうと思う。
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