2015年3月20日金曜日

練習場より 2015.03.20号 - ボディターン

スイングの時に、スタンスからトップまで体は右を僅からながらに向くことになる。この時、手から腕、肩も合わせて右を向いている。

スイングではこれを元に戻す必要がある。この時に、腕で戻すなら手打ち、体幹を使って戻すならそれをボディターンと呼んで差し支えないだろう。

トップは手首から動いて作る。手首がまず動き、次第にそれだけでは足りなくて、前腕、肘、上腕が動く具合だ。これは遠くなるほど長い距離を動くという理屈で、太陽系の惑星の軌道をイメージすれば分かりやすい。

もちろん、最初に手首だけが動いているときでもクラブヘッドは動き出しており、もっとも遠い起動をもっとも長く移動している。

スタンスでは腕は体のずっと下にある。

トップは手首から順次に動けばよい。よって小さくトップを作るならば肩はそれほど動かない。

その時でも、体は若干であれ右側を向いているわけだから、これを戻すのに腕ではなく体幹で戻す。要は体を左に戻す動作である。

スイングの力は左腕と体の左端の部分、左わき腹に集約するようだ。それがあたかも一直線で交差する。

これは体の左側で交差する。最初に体の全体は右を向いており、そこから左肩から、わき腹、腰という風に左側を向かなければスイングにならないが、左腕が体を追い抜く時に、体の全体が既に左に開いていては力が減衰してしまう。

追い抜くのは加速しながらが望ましい。体が先に左を向いているとそれだけ体が移動できる距離が短くなる。それは加速する距離が短い事を意味する。だから体が先に開いていてはいけない。これが左の壁である。

さて、明日はゴルフである。芝生でこの考えが通用するのか。それともその他の理由で朽ちるのか。さて春を試してみようではないか。

0 件のコメント:

コメントを投稿