2013年10月16日水曜日

練習場より 2013.10.16号 - 右腕の力みと緊張とテンションと

グリップをベースボールに変えてから調子がいい。

もちろん調子がいいから結果もいい訳ではない。

だが色々な発見があって面白い。

グリップには一体感も重要だが本人に合っているかどうかも重要だ。

プロの様な深刻な一打で争うのなら、グリップひとつも経験的にも論理的にも突き詰める必要があるし、それがL吉なものだろう。

だがこちらはアマチュア。

アマチュアの強さは気に入ったら、非論理的でも宗教的でも好んで使える所にある。

スイングでは左腕はパワーを与える重要な役割を持っている。

だからと言ってスイングの間中、ずうっと左腕の筋肉が緊張していればいいものではない。

力みを取る事と筋肉の緊張をほどく事は違う。

力を抜くとは緊張はさせておくが緊張はさせない状態だ。

どうも人間はボディービルダーのような状態がパワーが入っている状態と勘違いするので困る。

スイングでは動の左腕に対して、静の右腕である。

左腕からは緊張を外に追い出す。

左腕には力が入っていないように感じらる方が十分にパワーは与えられる。

一方の右腕は左腕の軌道が外れないように監視する役割がある。少しだてテンションを持っている方がいい。

右腕がテンションは、背中の筋肉で行うようだ。腕の筋肉ではない。

右腕を操る筋肉は腰の方から背中までの筋肉が参加しているわけだ。

これがテンションの正体だとすると、恐らく、腰から下の筋肉にも影響を与えているはずだ。

右腕のテンションが左腕が軌道を外れようとした時に防ぐ。

テンションとは、リラックスした状態であり、力が抜けた状態でもある。

縮まったバネではない、伸び切ったバネでもない。

少しだけ余裕のある糸のようなもので、ピンと張ろうとしたら直ぐに応力を返すいう感じだ。

この右腕が参加してくるとフィニッシュが決まり始める。

右腕が軌道を作るからだ。

そして右腕が参加するとスイングは首から右肩の間が中心になるようだ。

左に動き過ぎるのがガードされるらしい。

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