ゴルフは往々に人生に例えられます。けれどもその割に優れたエッセイは少ないものです。
人生と全く同じとは言えないまでも、ゴルフは人生と似ています。理不尽で不運と偶然の憎しみがそこにはあります。その横をトンボが飛び、わずかな友情と幸運だけがたよりです。
美しい自然や自分ではどうしようもない風、天候、ラッキーとアンラッキーの錯綜、まるで人生のようです。
ですからゴルフを通じて人生そのもののようなエッセイが書かれてもいいはずだと思っていました。
たまたま手にした「ボビー・ジョーンズ ゴルフの神髄」はそんな一冊です。この本から彼のあたたかな視線や笑い声が聞こえてくるようです。陽射しのよいコースで芝の匂いを感じながら歩く、そんな雰囲気がしてきます。
いわゆる人生のひと時に違いありません。
(ボビー・ジョーンズの映画では主役がPERSON of INTERESTの人)
PERSON of INTERESTはお奨め。
(フランシス・ウィメットを描いたグレイテスト・ゲームの主役はトランスフォーマーの人)
P.S.
医者が主人公のまんがは、あんまり多くありません。しかし、人の命をあずかっている重大な仕事ですから、そのドラマはいくらでも作れるはずです。
ブラック・ジャックとは、金属製(昔は革製だった)のコップのことですが、海賊の旗 - あのがい骨をぶっちがえたマーク - の意味もあります。お金をふんだくり、荒っぽくメスを切りきざむというわけで、海賊に見立てたのです。いわゆる「ブラック・ジャック」というトランプのゲームとは関係ありません。
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