2013年10月8日火曜日

練習場より 2013.10.08号 - ベースボールグリップ

グリップを変えた。

インターロックグリップはやめた。

ではオーバーラッピングかと言えば違う。

これらは、手が小さい人、指が短い人にはお奨めできない。

というわけで採用されたのがベースボールグリップだ。

ものの本によれば左右の一体感に欠けるため方向性に難あり、とある。

そうかもしれない。

だが一体感がないからこそ、左右の腕の役割に気付けるとも言える。

力を伝える左腕。

インパクト後に左腕の軌道を変えフィニッシュの形へとガイドする右腕。

インパクトを終え左腕が左側に突入した時に

右腕がテコの力でクラブに働きかけフォロースルーの形を作る。

これがないと左腕は軌道を変えられない。

この働きを両腕の一体感で自動化するのがインターロックグリップなら、

ばらばらにしておいて意識しやすいのがベースボールグリップとも言える。

意識をすれば安定性は欠く。

だからフォロースルーを意識の上に載せておかないと上手く行かない。

首と右肩が左に突っ込み過ぎないような意識もいる。

この辺りは好き好きだけれども、

ベースボールグリップは一度試しておく価値はある。

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