2017年6月3日土曜日

GOLF 2017/06/03 - パターの振り幅

まぁまぁの結果である。ミスはあっても、それがきちんと感覚として残っていて、あれが悪いから、ここがまずいから、これはこうあるべき、こうなれば良くなるはず、失敗が自分にフィードバックできていて、そんなに気分は悪くなかった。

もちろん、人間というものは、自分自身を納得させたい生き物だし、その為なら、記憶そのものを作り替えることもある。自分自身に嘘をつくなど容易い。納得できる理由があれば、正しいかろうが間違っていようが関係しないのである。納得できることが真実。事実だけでは心は官能しないのである。

それでも、完全ではない、と意識しながらプレーできたのは良かった。それを今ここで完成させるのは難しいという事さえ十分に理解できていた。それは今後の課題であっていま対応する事ではない。ボールはよく右に飛んだが、修正できないまでも、なぜそうなるかは何となく把握できていた。それを練習場での課題とすればいい、と割り切る事もできた。割り切ることは精神の上でも好ましい。

それにしても、スコアとスイングの間には何も関係していないのではないか。2、3オンしても、3パットすれば、スコアは簡単に崩壊する。パッティングに問題があることは織り込み済みなので、それ以上を期待するわけではない。パットが狙って入るくらいなら、もっと違う攻め方がある。

それでも、パットについては少し分かった気がした。それが今回の最大の収穫である。今まで振りすぎだった。パターは、もっと短い距離で振る方がいい。それに気付いたのは、練習グリーンで打ってた時だ。両足の範囲を振り幅にすると方向性が非常に良かったのである。

これまでパターを振りすぎていた。振る距離が長くなれば、その分、安定性は欠けるはずで、長く走れば、方向性がズレるのは仕方がない。速度が緩くなれば更に安定性は欠けるはずだ。これは物理的現象ではない。ゆっくり振る方が筋肉の介在が増加するために起きる生理的現象だ。

疲れてくると体は自然に崩れる。その時、自分の姿勢がどうなっているかが分かる。自分のどこが弱いか、左右のバランスがどうなっているか。真っ直ぐに立っているつもりが、全然そんな事はない。普段からどれだけむりやり真っ直ぐにしていたのかが歩けば分かる。大きく左に傾いていた。

こうしてゴルフは次第に姿勢と同じ意味になってゆく。普段の体の使い方がそのままスイングに投影されるのがゴルフだから、日常生活からよい体の使い方をしなくちゃいけない。

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