2012年4月23日月曜日

練習場より 2012.04.23 - トルクと左足とバランスと重心

僕のスイングは言葉で形作られる。

だから本当に達するべき所には行けない。上手くいっても8割だろう。それでもテーマを持ち試行錯誤するのには言葉がいる。僕は言葉でスイングを探している。

クラブは、シャフトの先にヘッドが付いている。そのため重心がシャフトの延長にない。これがトルクという軸を中心に回転する力を生む。つまり、スイングにおいてヘッドは軸上を回転する。それはどのように回転すべきだろうか。

トップ位置から、平均的にゆっくりと回転しながらボールをヒットするのだろうか。それとも当たる直前に急激に回転するのだろうか。これを確かめようと打ってみる。すると分かった事がある。トルクなど意識してスイングしてもダメだ。

だが分かった事もある。左足の大切さだ。ここがガクガクするようでは話にならない。左足が力を支えていないようでは体全体がユラユラする。フラフラして前にずれたり左にずれたり重心が移動してバランスが崩れる。

どうすればよいか、もっとフォーカスするなら左足の太もも内側で、これを中心にしてスイングしてもよい、くらいだ。この左足の振る舞いがスイングを安定させ、方向性を向上する。左足の内側に力をぶつけるイメージでもよい。

そして、トルクを意識する事は出来ないが、ヘッドはある場所で向きを変える。この変える場所を意識する。その場所とはボールに当たる少し前。スイングは左から右に円上にただ回転するのではない。ヘッドがある時点で急激に向きを変える。トップ位置からヘッドが回転しているわけではない。ボールの直前で向きが変わる運動だ。これを手首のスナップと呼んでもいいし、コックと言ってもいい。ここで腕はもっとも伸びる。

スイングでは重心はかかとに掛かっている。つま先に重心があると前のめりになるからだ。前のめりの体勢では肩はバランスを取るのに使われるので自由に開くことができない (人間の体はバランスを優先する)。するとスイングの後半でクラブは肩に邪魔されて減速する。力を逃がす場所がないからである。それが次第に肘を引いたり、速く肩を開く遠因となる。

かかと側に重心があれば肩が開く事が出来る。すると肩が後ろに逃げてクラブの動きを邪魔しない。クラブはスムーズに動き停止する。体幹もスイングの流れで自然に開く事ができるようになる。

ともあれ、スイングには左足も参加させてやれ、と言う話しだ。

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