ゴルフクラブのスィングでは、ヘッドの運動というのが最終的な要であってこのヘッドの動きを意識する必要がある。
かの岡本綾子曰く「フェイスとボールの間の芝の本数までわかった」と。
かように意識をヘッドにおくものだがなかなか難しい。
ヘッドは高速で移動するため、それを上手に把握するのは難しい。
しかし、物理とは良くできたものでクラブの反対側。
グリップ。
このグリップ側の動きは、ヘッドと比べれば非常に低速である。
この低速な側を観測する事で、高速に移動するヘッド側の動作もある程度は捕捉できるのである。
グリップ側から流れだし、ボールにミートする直前にヘッドがグリップを追い抜くという感じ。
感じとしては野球のバッティングにそこは同じ。
- 練習場より 2009/06/24 - グリップ
- 練習場より 2009/06/19 - フィニッシュ
- GOLF 2009/06/13 - あと一歩及ばす、天は我を見放したり
- 練習場より 2009/06/09 - クラブのパワーは体の力を凌駕する
2009年6月24日水曜日
2009年6月19日金曜日
練習場より 2009/06/19 - フィニッシュ
フィニッシュってのは、スィングの採点表と言う人もあり、自然に取れる形だという人もいる。ま、プロになるくらいの才能ある人はそーでなくちゃいけない。しかーし。
そんな才能にも恵まれず、わかっちゃいるどけ飛ばしたい凡人であるならばフィニッシュは狙ってその形を作るしかない。乃ちゴルフスィングとは、フィニッシュを形づくるためにするものだ、くらい言ってもいい。
物理的に見れば、フィニッシュには価値がない。ボールが飛んでいった後だもの、終った跡の形なんて、なんの関係があるだろう。どんな形であろうともボールは既に飛んで行ったのだ。
ボールに当たるまでが勝負であり、そのあと左だろうが、右だろうが、上だろうが、下の芝を削り取ろうが、本来は関係ないはずだ。しかし、スィングがヘッドの移動で形成される物理運動の連続体だからボールが飛んだ後の形も連続するスィングの一部として捕えればスィングに関係していない訳がない。
飛ばしたいだけであれば関係ないかも知れないが、方向をきちんと制御したいのであればフィニッシュを含めてのスイングとした方がいいようだ。
例えば10cmの線を引くとしよう。1cmずつ線を引けば恐らくまっすぐな線は引けない。終点に点を打ち、始点と終点を結ぶようにさっと線を引けばその軌跡はわりと真っ直ぐな直線となるだろう。フィニッシュを形作るショットというのもこれに同じで、ボールを安定させたければ、そういうショットの方がいいんじゃないか?
天才はテストのための勉強などしなくとも良い点を取る事ができる。しかし凡才はテストのための勉強をしてみるのもいいだろう。トップをしっかり作った後に、フィニッシュまでのイメージでスィングする。これによって重心の安定やボールの安定を得る事ができそうだ。
飛距離は犠牲になるかも知れない。友人に飛距離で負けるのは悔しいかも知れないが、スコアで負けるのはもっと悔しい事ではないか。
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そんな才能にも恵まれず、わかっちゃいるどけ飛ばしたい凡人であるならばフィニッシュは狙ってその形を作るしかない。乃ちゴルフスィングとは、フィニッシュを形づくるためにするものだ、くらい言ってもいい。
物理的に見れば、フィニッシュには価値がない。ボールが飛んでいった後だもの、終った跡の形なんて、なんの関係があるだろう。どんな形であろうともボールは既に飛んで行ったのだ。
ボールに当たるまでが勝負であり、そのあと左だろうが、右だろうが、上だろうが、下の芝を削り取ろうが、本来は関係ないはずだ。しかし、スィングがヘッドの移動で形成される物理運動の連続体だからボールが飛んだ後の形も連続するスィングの一部として捕えればスィングに関係していない訳がない。
飛ばしたいだけであれば関係ないかも知れないが、方向をきちんと制御したいのであればフィニッシュを含めてのスイングとした方がいいようだ。
例えば10cmの線を引くとしよう。1cmずつ線を引けば恐らくまっすぐな線は引けない。終点に点を打ち、始点と終点を結ぶようにさっと線を引けばその軌跡はわりと真っ直ぐな直線となるだろう。フィニッシュを形作るショットというのもこれに同じで、ボールを安定させたければ、そういうショットの方がいいんじゃないか?
天才はテストのための勉強などしなくとも良い点を取る事ができる。しかし凡才はテストのための勉強をしてみるのもいいだろう。トップをしっかり作った後に、フィニッシュまでのイメージでスィングする。これによって重心の安定やボールの安定を得る事ができそうだ。
飛距離は犠牲になるかも知れない。友人に飛距離で負けるのは悔しいかも知れないが、スコアで負けるのはもっと悔しい事ではないか。
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2009年6月13日土曜日
GOLF 2009/06/13 - あと一歩及ばす、天は我を見放したり
練習を続けているとスィングが身につく。
スィングは不思議なものでドライバーからパットまで同じフィーリングを感じさせてくれる。もちろん、クラブの特性が違うので同じスィングのはずがない。フェイス角度もインパクトの大きさもシャフトの長さもスィングスピードも違ってくるからだ。
練習で培った真理ってのが体に染みけばどのクラブも同じように振ってゆけるはずだ。これは幻想に過ぎぬかも知れぬが。
さて、そんなこんなで前半42。ハーフのスコア自己タイであるが、この前半の見所は、バーディチャンスが2つあったこと。こんな展開は初めてで自分でも驚いた。しかし、既に奇跡のようなパットでバーディをもらっている僕としてはこれ以上を望んではバチがあたりそう。結局これをものにはできなかった。そう思わなければ欲が出てゴルフを崩しそうだったんだ。
さて、今回の敗因は三つある。
一つは神様から見放された事。もう一つは練習不足。スィングを自分のものとして体得していないこと。最後の一つは昼休憩だ。
前から昼ご飯を食べるのはよくない、とかビールがイカン、という経験測はあった。ご飯を食べる体内の質量が増えて重心位置が変わるからスィングに影響するのは自明の事だ。ビールも酔うので、いかんと思っていた。
しかし、そーではない。断じて、そういう物理的な話ではない。一番の問題はメンタルなのだ。一つは、それまでの調子良さがリセットされる事。意識の中の集中力の部分が途切れる事。体が休憩状態に入るため再び動き始めるのにタイムロスが発生する事だ。
そしてもう一つが無意識下にある野心がふつふつと顔を出し始める事。欲を持つというか、野心を持つというのはこれを人は抑え切れない。しかも、それは体の動きを崩す。これはどーしようもない。練習して身に付けた体感したスィングの完成度だけがこれからの失敗を防ぐ術なのだが。。。
ひとまず大切なのは昼休憩からの復活の方法だ。プロでも雨の中断後とかに崩れる事があるという。アマと比べちゃならぬのは百も千も万も億も兆承知だがそこは鬼門という事で。囲碁のプロでも昼休憩や封じ手の時などに長い中断がある。そういうときには、囲碁の事など考えない、という。
中断からの復帰は難しい、メンタル、フィジカル両面からのそれを作らねばいかん。取り敢えず体の復帰は体を動かすしかない。それには、練習しておくか、最初のホールをそれに当てることとしたい。また、汗でぬれた服を着替えることでリフレッシュするのもいいかも知れない。
もう一つの野心はどうすればよいだろうか?これは、早い話が集中力、または無心な状態、を取り戻せばいいのだが、難しい、これは難しい。だが。。。仕事には集中力を望んでいないのに、ゴルフには集中力が必要なのだろうか?そんな結論になるんだろうか?いやいや、なんともかんとも違う気もする。
兎も角、後半はパーは0個の48。
目標の80台は夢と終わった。
最後のホールでボールが左横のラフへ。そこからのアプローチはショート。次のパットもショート。これだけのミスすれば、取れなくて当たり前だ、とその日の夜遅くに納得した。
例えばパー4であれば、失敗を取り返すチャンスは3回もある。その3回ともを失敗すれば、パーは取れないが。パーが取れないというのは、1回のミスでそうなるわけではない。全部で4回もミスをしたんだと、そう思いたい。囲碁では勝負での一目差ってのはすごく大きなな差で三分の一目の価値とかって言っている人からすれば、一目差ってのは3つ分の価値になるわけで、ゴルフでは最低単位が1打なので本当は3打くらいの差ってのが圧倒的な差なんだろう、と思ったりする。
80台ってのは87からって気がしていて、89,88なんてのは青二才って笑われるかもしれない。
スィングは不思議なものでドライバーからパットまで同じフィーリングを感じさせてくれる。もちろん、クラブの特性が違うので同じスィングのはずがない。フェイス角度もインパクトの大きさもシャフトの長さもスィングスピードも違ってくるからだ。
練習で培った真理ってのが体に染みけばどのクラブも同じように振ってゆけるはずだ。これは幻想に過ぎぬかも知れぬが。
さて、そんなこんなで前半42。ハーフのスコア自己タイであるが、この前半の見所は、バーディチャンスが2つあったこと。こんな展開は初めてで自分でも驚いた。しかし、既に奇跡のようなパットでバーディをもらっている僕としてはこれ以上を望んではバチがあたりそう。結局これをものにはできなかった。そう思わなければ欲が出てゴルフを崩しそうだったんだ。
さて、今回の敗因は三つある。
一つは神様から見放された事。もう一つは練習不足。スィングを自分のものとして体得していないこと。最後の一つは昼休憩だ。
前から昼ご飯を食べるのはよくない、とかビールがイカン、という経験測はあった。ご飯を食べる体内の質量が増えて重心位置が変わるからスィングに影響するのは自明の事だ。ビールも酔うので、いかんと思っていた。
しかし、そーではない。断じて、そういう物理的な話ではない。一番の問題はメンタルなのだ。一つは、それまでの調子良さがリセットされる事。意識の中の集中力の部分が途切れる事。体が休憩状態に入るため再び動き始めるのにタイムロスが発生する事だ。
そしてもう一つが無意識下にある野心がふつふつと顔を出し始める事。欲を持つというか、野心を持つというのはこれを人は抑え切れない。しかも、それは体の動きを崩す。これはどーしようもない。練習して身に付けた体感したスィングの完成度だけがこれからの失敗を防ぐ術なのだが。。。
ひとまず大切なのは昼休憩からの復活の方法だ。プロでも雨の中断後とかに崩れる事があるという。アマと比べちゃならぬのは百も千も万も億も兆承知だがそこは鬼門という事で。囲碁のプロでも昼休憩や封じ手の時などに長い中断がある。そういうときには、囲碁の事など考えない、という。
中断からの復帰は難しい、メンタル、フィジカル両面からのそれを作らねばいかん。取り敢えず体の復帰は体を動かすしかない。それには、練習しておくか、最初のホールをそれに当てることとしたい。また、汗でぬれた服を着替えることでリフレッシュするのもいいかも知れない。
もう一つの野心はどうすればよいだろうか?これは、早い話が集中力、または無心な状態、を取り戻せばいいのだが、難しい、これは難しい。だが。。。仕事には集中力を望んでいないのに、ゴルフには集中力が必要なのだろうか?そんな結論になるんだろうか?いやいや、なんともかんとも違う気もする。
兎も角、後半はパーは0個の48。
目標の80台は夢と終わった。
最後のホールでボールが左横のラフへ。そこからのアプローチはショート。次のパットもショート。これだけのミスすれば、取れなくて当たり前だ、とその日の夜遅くに納得した。
例えばパー4であれば、失敗を取り返すチャンスは3回もある。その3回ともを失敗すれば、パーは取れないが。パーが取れないというのは、1回のミスでそうなるわけではない。全部で4回もミスをしたんだと、そう思いたい。囲碁では勝負での一目差ってのはすごく大きなな差で三分の一目の価値とかって言っている人からすれば、一目差ってのは3つ分の価値になるわけで、ゴルフでは最低単位が1打なので本当は3打くらいの差ってのが圧倒的な差なんだろう、と思ったりする。
80台ってのは87からって気がしていて、89,88なんてのは青二才って笑われるかもしれない。
2009年6月9日火曜日
練習場より 2009/06/09 - クラブのパワーは体の力を凌駕する
練習を続けて半年になり候。その間、いろいろな気づきこれあり候。されど道すすみ過ぐれば崖に落ちることあり。
ゴルフの練習を半年も続けていれば上手くなったと思うでしょう?そう、二週間前までは自分でも上手くなったと自負していましたYo。But、Bad。
ゴルフスィングでは、ゴルフクラブが巨大なエネルギーをボールに伝えます。この巨大なエネルギーは、人間の体が生み出すものですが、クラブヘッドがボールに与えるエネルギーは人間が筋肉で出す事の出来る力を遙かに凌駕しています。これは筋肉が出した以上の運動をクラブヘッドが行っているという事になります。
例えば、弓矢を放つものは、弦を引きますが、最後に指から離します。最後まで弦を持ったまま弓矢を放つものはいません。これは、弦が戻る時に出る速さや力は人間の持つ力を遥かに凌駕しているからなのです。弓であれば弦が持つ収縮する力とか、ゴルフクラブであれば、ヘッドの重さと向心力、あと重力とかが人間の力を遥かに超えた加速を与えているのです。
さて、バックスィングの基礎は、背中と右腕にありと思い込み、右腕の肩甲骨を開くようにしてトップの形を作ってみたのですがが、これが非常にしっくりして打ちやすいと感じています。所がこのトップだとボールがとにかく左に曲がる。次のコースでは、おそらくドボンだ。池にも山にもドボンする。まず、間違いない。何かがおかしい。
あと4日で矯正できなければ。
ゴルフの練習を半年も続けていれば上手くなったと思うでしょう?そう、二週間前までは自分でも上手くなったと自負していましたYo。But、Bad。
ゴルフスィングでは、ゴルフクラブが巨大なエネルギーをボールに伝えます。この巨大なエネルギーは、人間の体が生み出すものですが、クラブヘッドがボールに与えるエネルギーは人間が筋肉で出す事の出来る力を遙かに凌駕しています。これは筋肉が出した以上の運動をクラブヘッドが行っているという事になります。
例えば、弓矢を放つものは、弦を引きますが、最後に指から離します。最後まで弦を持ったまま弓矢を放つものはいません。これは、弦が戻る時に出る速さや力は人間の持つ力を遥かに凌駕しているからなのです。弓であれば弦が持つ収縮する力とか、ゴルフクラブであれば、ヘッドの重さと向心力、あと重力とかが人間の力を遥かに超えた加速を与えているのです。
さて、バックスィングの基礎は、背中と右腕にありと思い込み、右腕の肩甲骨を開くようにしてトップの形を作ってみたのですがが、これが非常にしっくりして打ちやすいと感じています。所がこのトップだとボールがとにかく左に曲がる。次のコースでは、おそらくドボンだ。池にも山にもドボンする。まず、間違いない。何かがおかしい。
あと4日で矯正できなければ。
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