コツを体得するのとそれを言語化するのは異なる。コツを言語化するのは難しいもののひとつだ。
だけど、上手い下手というのはコツの掴み方で大きく変わる。脳は理解している、だけど僕は理解していない。
野球であれ、サッカーであれ、ゴルフであれ、スポーツならほとんど全て、体を使うものにはコツがある。
囲碁であれ将棋であれ、ルールのある処には必ずコツのようなものがある。
自転車にもコツがある。重力と力学というルールに人間がコツを会得するものだ。
車の運転にもコツはある。車幅感覚がコツのひとつになるだろう。
コツがある事は教えられても、どういうものであるかを伝えるのは難しい。それを伝えるのが上達の一番の近道とは知っていても難しい。
だがコツとは何であるかと考えると、それは人間の運動におけるバイパスと思われる。随意運動にバイパスを作る事だ。それは全面的に正しいとして動く事である。意識を排除した随意運動であり、反射運動に近い。
ゴルフスイングでは、脇の締め方、腕の通し方となる。どこを通すべきかといえば、動きやすいルートがある。それを見つけるのがコツと言える。
たぶん、これがゴルフスイングのコツじゃないかな、と思うのだけど、それが本当であるかは分からない。それを上手く伝えるのも難しい。
肩を廻すと言うより、右肩と左肩の連動と言うより、腕が通ってゆく感じ。ここを通れば上手くゆく、という感じ方をしている。
但しそれだけでは上手くいかない。ウッドも上手く行かないし、どうもスライス系のボールに逆戻りしている。気を付けなければすぐにスライスになりそうだ。
それでも、たぶんこれがコツだよね、というものが見つけられた気がする。
トップに位置づける。左手首の角度は動かさないように。スイングする時は、左肩から伸びた腕、それと連動する右腕、これが通る。雰囲気は、欽ちゃん走りの腕の振り方に近い。
スイングでは右腕、右肩が邪魔をしているパターンが多い。それをしないようにする。
という感じでコツが掴めたようだ。
明日のコースで試してみる。
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