2014年11月13日木曜日

練習場より 2014.10.13号 - 手首を小指側に曲げると腕は伸びる

グリップを変えた理由はばね指であった。指を痛めるのはスイングがおかしいからである。根拠はないがそう確信している。

インターロッキンググリップに戻した。すると左人差し指にマメができて潰れてしまう。シャフトがおかしな形で指と擦れてに違いない。

とあるサイトによればグリップの基本は次の形である。人それぞれの骨格や長さなどにより違いはあるとしても。

  • グリップした時に左手の人差し指と親指の間の V 字が右肩を向く
  • 右手のそれは右肩を向く

【ゴルフ】韓国代表監督が伝授する「正しいグリップの握り方」

さてスイング、指に無理な負担を与えているのはスイングのどの時か。恐らくインパクトからフィニッシュまでのクラブが方向転換する時、減速をする時だと思う。この時にクラブが指に当たって方向転換をしているのだと思われる。

ゆっくりと振ってみる。クラブはどのような動きをするだろうか。クラブの動く方向に人差し指がないのはどういう動きの時かを探してみる。

するとインパクト時に手の角度を変えてみればいいのではないかと気付いた。ボールのインパクト時には手首を小指側に折る、親指側を伸ばす、そうすることで人差し指と親指の間をクラブが抜けていくのではないか、と思ったのである。

手首を伸ばせば、腕も伸びる。これは肩から腕までが最も長い (伸びた) 状態になる。手を伸ばして人差し指と親指の間の V 字部分をクラブが通るようにする。ここならばクラブと当たるものがない。別の言い方をすれば、手の甲の向きを意識するものかも知れない。

それから注意してスイングをしている内に不思議な現象に気付いた。スイングが全く変わってきた。左腕を伸ばすという事が、クラブの軌道も、打つ時の感覚も変えたのである。それは、斯くある以上は斯くあるべし、という自然さを伴った変化であった。

更には気付く。もっとも腕を伸ばす場所はボールと当たる瞬間ではない。脳が信号を出すのに 0.02 秒が必要だと言う。その分の差だけ前もって始めなければならない。でなければ実際の物理動作に間に合わない。意識的にはボールに当たる前には伸ばしきっているつもりでないと、クラブのスピードに追いつけないのである。

腕を伸ばす事に注意すれば次に体幹が左右に動かなくなる。左右に動かすと腕を伸ばせないからだ。

こうして腕の伸ばし方にフォーカスしたスイングを始めると、体の下側をクラブが通らないといけないし、体の直ぐ近くを軌道にする必要が出てくる。また左肩から手までを伸ばしきるには左肩が動いてはできない。手が伸びると左手の上を右手が抜けやすくなる。これは右手が左手を追い抜くタイミングとも一致するだろう。

バネ指になってから軽く握って、軽く振ろうとする。今まで固く握りすぎていたのかも知れない。スイングもゆっくりとなる。しかしゴルフたるもの、思いっきり振った、という満足感がなくて、何のアマチュアであろうか。それでスコアも目指す、そういう自己満足が欲しいのである。

するとバネ指は更に悪化するかも知れない。そうならないと僕は考えを改めないのであろうか。これを愚か者と呼ぶのであろうか。

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