ゴルフを何かに例えるならば、ゴルフとしか言いようがない。
スィングだけがゴルフではないし、スコアだけがゴルフでもない。
バンカーで誤球して2打罰。去年は0打罰。
パーを取るやり方なら幾らでもある。1,2,3,4打でカップインすればよいわけだからほとんど、無限に例える程の組み合わせがある。
1cmの違いが大きく違う事もあれば、同じ事もある。ゴルフはコースをエリアとして捉える事で攻略できる。いずれかのエリアを通貨してカップインするわけだから、スコアとはエリアの履歴の事でもある。どのエリアにどれくらい滞在するかがスコアとなるのだから、きっと、ゴルフのうまい人は旅上手な人なのだろう。
名残惜しむ人はゴルフの下手なり。
自分の力でもないスーパーショットが自分の手柄になる。二度と打てないそのショットが、たまたまのくせに、己のショットとして誇らしげに満足する権利を有する。同様に、自分には責任のないトラブルや不条理を己のショットとして惨めに嘆きそこからリカバリを図る義務からも逃れられない。権利と義務は、所詮は己の気持ち一つであって、利益なら権利に、不利益なら義務にという表裏一体の関係であろう。
ゴルフでは、ショットも含めて全ては自分の責任ではない。棒きれがすることなんだから、人にどうも、こうもしようもあるもんか。ナイスショットでも落ち所が悪ければ池に向かって転がってゆく。
それが全て自分のスコアにカウントされるだけの話しだ。
スーパーショットだって!?
それは夢だよ。
ゴルフの面白さは練習とゴルフ場に着くまでだよ。
テーグランドに立ったら、そこからは違うゴルフの始まりだ。
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