一人はテニスと年のせいで首と肩が回らない、一人は交通事故と借金で首が回らない。とかくゴルフは世知辛い、コースに出れなくて一人打ちっぱなしでボールと戯れる。
打てども打てども我がボール
スライス収まらざり
ぢつとクラブを見る
という訳でスイングである。
この前のゴルフの時に他の人のスイングをぢつと見ていたのだが、みんなトップの時に右ひじを上手に畳んでいる。どうも僕の安定のなさはこれと関係してるのではないか、と睨んでいる。
右肘は畳まない、なるべく開いておく、という意識。大きく畳んで大きく開く (インパクトの瞬間は完全に開かれている) ようにするからミスが起きやすいのではないか。
で、ここをなるべく開くようにするとスイング途中での感じとして右腕の角度が意識され出した。これを角度不変の法則として定義しこの角度を一定にするようにスイングするのだ。するといい感じの時もある、そうでない時もある。しかし、右ひじを畳み過ぎていた、というのは間違いない。畳み過ぎると力が抜けてしまい、力が抜けた所から力を再び入れるのはミスを起こしやすくなる。
もう一つある。
それがスタンスの広さ。どうやら僕のスタンスは広すぎる。ゴルフのスイングは縦回転とはいえ、体がまったく横に回転しないわけではない。その時にスタンス幅が広すぎると安定性が良い代わりに横への回転がし難くなる。
がっしりと下半身を安定させると、上半身は下半身が固定された分だけ回転しにくい。更にスタンスが広いと自然と打ち気が大きくなる、これも大振りの要因になる。
打ち気は心の問題ではない。スタンス幅の問題なのだ。脳はスタンス幅から勝手にどれくらいの力を出せばよいかを逆算してしまうのである。
さて、夏である。
今年は冷夏であろう、米は不作であろう。それは太陽の活動低下を伴って 10 年から 50 年は続くであろう。西暦に入り三度目の小氷河期の到来である。テムズ川は凍りつき、日本も寒くなる、世界中で食料が不足する時代が来たのである。70 億の人口を養うだけのエネルギーが地球に降り注ぐ事はないだろう。
これからゴルフのやり易い時代が到来するのだ。