ゴルフ雑誌を買わなくなって久しい。
たまにタイトルに目を奪われることもあるけれど買わない。
理由は簡単で毎週、これだけのページをスイングやギアの理論や特集で埋めている以上、これらの記事はでっちあげに決まっている。
でなければ、これだけの紙面を埋められるわけがない。
とにかく定期的に出版される雑誌というものは記事の内容にお金を払っているわけじゃないのです。毎号欠かさず紙面を活字なり絵なりで埋め尽くすその労力にお金を払っているのです。だから雑誌は紙の重さで値段を決めると言ってもあながち間違いではありません。
しかし、そうは言っても、本の内容、情報の価値ってのは発信元だけで決める事が出来るものではありません。送り手に取っては二束三文なものでも受け手側には価値があル場合も考えられます。その記事がどの人にとってどれだけの価値があるかなんて、発信側で決める事ではありません。
よって発信側はともあれ発信する。それが彼らの誠意。数撃ちゃ誰かに当たるくらいの信念で、ある人には全く価値のない情報でも別の人にとっては価値がある。それを信じているのです。または信じてる振りでやっているのです。
ゴルゴ13に依頼する時のG13型トラクター記事と一緒なんですね。誰もが見過ごすような記事でも誰かの目には止まる訳です。
と、それに気付いてからは、活字を埋める仕事ってのも悪く思わなくなりました。
だからといって買う訳ではないんですがね。