2007年10月15日月曜日

練習場より 2007/10/15 - 利き目

人にも利き目というのがあります。それは、ゴルフなどの球技にも影響します。

人は二つの画像を重ねて遠近感を測っているのですから、脳の中では利き目ともう片方の目の違いを考慮に入れた上で距離(右目と左目の対象からの距離)や方角を処理しているはずなのです。逆にこの処理をする時に最初に読み込む方(基準とする側)を利き目と呼んでいるのかも知れません。

で、車を運転しながら不図おもったのですが、利き目が右の人なら車は左ハンドルが望ましいのでは?
その理由は、中央に近い側に利き目があるほうが全体を見渡し易いから。

生まれてこのかた左ハンドルの車しか所有してないので単に左ハンドルの方が運転しやすいと思っていたのですが、それだけが理由ではないのではないか(→左ハンドルのほうが運転しやすい)と思ったわけです。

この話の反例としては、マクラーレンF1やダイハツミゼットなど中央に乗る車が存在する事です。

脳の適応能力ってのは大変に高いものなのでどちらのハンドルでも対応できるとは思うのですが、この微妙な違いは補正されているだけで存在している、かも知れないというのは案外、大切な話ではないかと思うのです。

どうも何かしっくりこない、苦手だと感じる人は、利き目を意識して見る方向を変えてみると言うのは良いかも知れません。

2007年6月1日金曜日

GOLF 2007/06/01 - 100切り

さて、ゴルフで遂に100が切れた。

これは嬉しいんだが、あまり感激がない。
だって、俺が100切ったら人が死ぬんだもん!!

という冗談はさておき今回は今までと違った感じだった。

従来は、なんであれ、フルショットしないと気持ち悪い。
しかし、練習場でフルショットばかりしていると体にガタが来る。
指が痛くなる、膝が痛くなる、あちこちと、こちらの体が持たない。

そこで、フルショットはほどほどにして、方向性を重視する事にした。
特に、PWなどの120ヤード以内に関しては、フルショット不要論を採用し方向性を徹底的に重視した。

このような方向転換が出来たのも基礎となる打ち方(自分が満足できるもの)を見つける事が出来たからだ。

距離を重視する打ち方であるクラブのヘッドスピード向上を目指すのではなく、
方向性を重視するために体のブレを減少させる方式を採用した。

クラブがボールを打ち出すまでは、体の基本線は意識的には不動。

その結果、フルショットというものはフォームの確認をする程度の必要性しかなくなり、フォームを見つけるためのフォームからゴルフをするためのフォームへと切り替えることが出来たように思う。

練習では、常に一つの目標を定めその左右どちらかを狙って打つ。
なお、距離については、体にまかせ、目で見て、ザッとこんくらいという感覚に委ねている。
これでさほど間違った距離にならない。

全力で打ち込むというよりも狙って打つという所が、全砲門開け!撃てっ~というよりかはスナイパーだ。

これは思ったよりも上手くいったんだ。

だが、その日が来たのに感激が少なかったのは何故だろう?

2007年5月9日水曜日

アニカ・ソレンスタム54プレゼンツ

諸君私はゴルフが好きだ。
諸君私はゴルフが好きだ。
諸君私はゴルフが大好きだ

ティショットが好きだ セカンドショットが好きだ
アプローチが好きだ パットが好きだ
バンカーショットが好きだ レイアップが好きだ
ランニングアプローチが好きだ チップショットが好きだ
トラブルショットが好きだ

グリーンで ティーグラウンドで
フェアウェイで ラフで
バンカーで ウォーターハザードで
ブッシュで アウト オブ バウンズで
クラブハウスで レストランで

この地上で行われるありとあらゆるゴルフ行動が大好きだ

ティーグランドからのドライバーで轟音と共にボールを吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられたボールが林の方向に消えていった時など心がおどる

私の操る4番ウッドがボールを空高く打ち出すのが好きだ
悲鳴を上げて振り回すウッドから飛び出してきたボールがグリーン近くに落ちた時など胸がすくような気持ちだった

ボールを打ちこんだ5番アイアンが芝生を蹂躙するのが好きだ
芝生から薄く取られたターフが既に取られたターフの跡に落ちる様など感動すら覚える

敗北主義のプレイヤー達にパーですと宣言してグリーンを去っていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶボギーやダボ達が私の振り下ろしたパターとともに
金切り声を上げるカップインの音に力尽き倒れるのも最高だ

冬枯れのラフからウェッジでカップに健気に寄せてきたのを
私のチップインバーディで相手の心ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える

バンカーに滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだったスコアが蹂躙され打数が増えていく様はとてもとても悲しいものだ

パターを外して絶望に押し潰されて自滅するのが好きだ
傾斜や芝目に追いまわされ折り返しを何回も外すのは屈辱の極みだ

諸君私はゴルフを
地獄のようなゴルフを望んでいる

諸君私とコースを周るゴルフの戦友諸君
君達は一体何を望んでいる?
更なるゴルフを望むか?

情け容赦のない糞の様なこのコースを望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様な天候を望むか?

ゴルフ(golf)!!
ゴルフ(golf)!!
ゴルフ(golf)!!

よろしい
ならばもうワンハーフだ

我々は満身の力をこめて今まさに振り下ろさんとするゴルフクラブだ
だがこの暗い緑の芝で18ホールもの間耐え続けて来た我々に
ただのゴルフではもはや足りない!

賭けゴルフを!!一心不乱の賭けゴルフを!!

我らはわずかに4人のパーティにすぎない
だが諸君は一騎当千のゴルファーだと私は信仰している

ならば我らは諸君と私で総数4人のゴルフパーティとなる
我々を凍てつく寒さのホールへと追いやる冬のゴルフの魅力を思い起こそう
髪の毛をつかんでゴルフの魅力を思い出させよう

連中にゴルフの味を思い出させてやる
連中に我々のスコアの悲惨さを思い出させてやる

天と地のはざまには奴らのゴルフでは思いもよらないスコアがある事を思い出させてやる

100打にも及ぶ失敗だらけのショットで芝を刈り尽くしてやる

「ドライバー発動開始」
「4番ウッド始動」
「最後のアプローチよりグリーンへ」
「目標5番ホール、カップ上空!!」

第二次ホウライ攻略作戦状況を開始せよ
征くぞ諸君

(HELLGING Vol.4 平野耕太より、一部改)


ウッドが一番簡単なクラブだって?
アニカのような天才の言うことはアマチュアにゃ理解できんわ。